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パネライ ルミノールベース PAM00002 1998年A番最初期ロット オールトリチウム 中古極上品 ご成約。

どうも。


先日はパネライ ルミノールベース PAM00002 1998年A番最初期ロット オールトリチウム 中古極上品がご成約。



今回は当店常連のお客様です。



今回も時計がオーナーを呼び寄せたシリーズですね。



以前からお探しであったPAM00002が入荷しましたのでお客様に


私「お探しだったPAM00002が入荷いたしましたので明日ホームページ掲載予定です」


とお電話したところ、



お客様「えっとお店の前の道路の向かい側にいるんですが、これから行っていいですか?」



とお電話してから30秒後に来店です。

お客様も来店して

「これもう買う流れじゃないですか?元々探してたし」


と強い運命を感じずにはいられないご様子でした。




当店でよく時計を買う方にはあるあるなのですが何故か連絡するときに奇跡的に秋葉原にいる事が結構あります。




そんなことも有り買い取ってからお客様にお渡しするまでに3時間ぐらいしか経っていないと思います。豊洲市場もびっくりの産地直送状態でございます。




さてお客様がお探しだったトリチウム文字盤のPAM00002は手放さないオーナーの下に定着している事、ほとんどがパネライコレクションの盛んな海外に持っていかれている事から入手困難になっているパネライの1つであります。


今後トリチウム文字盤が販売される可能性も勿論0なので生産されている1315本ぐらいの中から生存している在庫をパネリスティ全員で取り合うという構図です。


勿論当時のギャランティや付属品が残っているものといえばもう数百本程度でしょう。


お金を積めば手に入るというものでもございません。



でもそういったところに価値を感じてしまうのも人間の難しいところです。
手に入らないものほど良く見えてしまうものです。



でもまた1本良質なトリチウム文字盤をお客様に提供できて私としても嬉しい限りです。



いつもお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。




最後に笑いながら「買います!買いますよ!!」ショットで締めでございます。

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パネライ ルミノールクロノ forメルセデスAMG PAM00108 ホワイトゴールド無垢モデル 2001年世界55本限定 中古極上品 ご成約

どうも。


あまりにも売り買いが忙しすぎてお知らせ書けてませんでした。申し訳ないです。



さて先日はパネライ ルミノールクロノ forメルセデスAMG PAM00108がご成約。



今回は当店常連のお客様でございます。

パネライのAMGコラボレーションモデル。

いつかは店頭にホワイトゴールドとステンレスの2本を同時に飾る目標は達成出来ました。が、1日でホワイトゴールドが売れてしまいましたのでまさに1日天下でございましたね。



さてAMGコラボレーションのパネライって文字盤にAMGとも書いて無いしクロノ針が赤いだけ、と思っている方も多いと思いますが私に言わせればこれほどお洒落なダブルネームは無いと思うほどの秀逸なデザインなのでございます。


パネライは数多くのモデルはあれどその文字盤のほぼ全てに「丸ゴシック体」とも言える先端の丸まった可愛らしい数字が用いられております。


ところがこのAMGモデルに関してはその数字のルールが撤廃されており、エルプリメロ搭載のクロノグラフともデイライトクロノグラフとも違う角ばったゴシック体が用いられております。


そうそれこそが2001年頃にAMG Sクーペなどに用いられていた速度メーターの数字をインデックスにしているのであります。


時計メーカーにとって目盛りや時分の数字はまさに自社のアイデンティティとも言えるものですからそこにあえて自動車の数字を使い、文字盤に「AMG」とか書かずあくまでAMGのヘビーユーザーとパネライのヘビーユーザーにだけ分かるようなコラボデザインにしているのであります。


ブランドロゴどーん、では無いイタリアンなお洒落コラボでございます。


私もそれに気が付いた時からこのAMGコラボは無茶苦茶素晴らしいコラボの仕方だなと思っておりました。


そして数字がAMGの書体と分かると赤いクロノ針がメーターの針なのだと理解できますし、パネライのクロノグラフというデザインを壊さない様に文字盤にAMGの速度メーターを描いたのだと分かります。


そして今回は店頭に飾るやいなや常連のお客様がたまたま別件で入店しましてAMGクロノを見ると

「なんだこれ?かっこいいな、よし買う!!」


と、即売却となりました。



まさに世界55本ですから(この生産数も多分S55にかけてるのでは?)


運も縁も無いと完備品とは巡り合えないですよね。


気持ち良くお買い上げありがとうございます。


今後ともよろしくお願いいたします。


最後にAMGのスピードメーターとインデックスを見比べて下さいショットで締めでございます。

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ロレックス サブマリーナコンビ 青サブ16613 X品番 オールトリチウム X9番ディープヴァイオレット文字盤 1996年8月印 1オーナーノンポリ中古美品 ご成約。

どうも。


セール期間は皆様ご来店誠にありがとうございました。


さて先日はロレックス サブマリーナコンビ 青サブ16613 X品番 オールトリチウム X9番ディープヴァイオレット文字盤がご成約。



今回は当店常連のお客様でございます。



「ヴァイオレットダイアル」



近年は黄色い光源に当てたりして感じる微妙な紫味をそう呼んでいる方もいらっしゃいますが、真のヴァイオレットダイアルは環境など関係なく常に紫色でございます。




自分自身も10年前と比べれば日本にある良質なヴィンテージロレックスはかなり無くなったと感じておりまして感動する個体をいつまで触れるかと不安を持ちながらの日々でございます。




しかしながら15年前でも完全変色した16613のヴァイオレットダイアルは少なかったものです。

ごく一部の方は変色を認知していて持たれていたというイメージでしょうか。




そして今回はヴァイオレットサブを新品購入して長年持たれていたお客様から若きロレックスコレクター様へバトンは受け継がれていきました。



自動車や美術品と同じく綺麗なヴィンテージロレックスも次の世代へとどんどんバトンが回っていっております。




いつの世の中でも不変的な良さは伝わるものです。

何個も何個もロレックスを所有して身銭を切りながらロレックスにおける良個体を勉強なさっているお客様はヴァイオレットサブを一目見た瞬間に即決でご購入頂きました。



いつでも買えるものと今しか買えないものの差なのでございましょう。



そしてお金があれば買える時計でもございません。縁、知識、経済力これらが混ざり合って時計とオーナーが結びついていくのでございます。





今回は来店のタイミングも神がかっておりました。
この時計を欲しい方が入荷の瞬間に立ち寄られているのですから、まさに時計が呼び寄せたのだと思います。

オカルトでは無くこういう場面にもう何十回も遭遇しているので偶然とは思えないのでございます。




きっとこの1本は長き人生を共にする1本になることでしょう。




いつもお買い上げありがとうございます。



今後ともよろしくお願いいたします。




最後に至高の紫サブマリーナは次の世代へ受け継がれましたショットで締めでございます。

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パネライ ラジオミールカリフォルニア47mm PAM00448 世界限定750本2012年スペシャルエディション シール残りノンポリ極上品 ご成約。

どうも。


先日はパネライ ラジオミールカリフォルニア47mm PAM00448がご成約。



今回は当店常連のお客様でございます。


ちょっとパネライ好き向けな感じで書かせて頂きます。



ラジオミールの47mmと言えばまさにパネライの原点とも言うべきロレックス社の助けの下に製作された後世に語り継がれる名品であります。




カリフォルニアダイアルのステンレスの忠実な47mm復刻として名前がまず挙がるのはPAM00249でしょうか。




ユニタスムーブメントを搭載した1936本限定のリミテッドエディションでございます。PAM00424と比べてもOPロゴが文字盤に無いためオリジナルの見た目に非常に近くパネライの中でも当初のデザインに近い個体を買われるオリジナルコレクターの方に人気があります。




そして今回のPAM00448ですが正面から見たデザインはPAM00249ほとんど同じですが中身がcal.P3000になっている為パワーリザーブが60時間→72時間に延長、そして新造ケースの為防水性能が30m→100mに変更、そして本数もPAM00249が1936本なのに対してPAM448は750本となっており、見た目以上にスペック的な差があります。


ですのでPAM00448という個体は最新技術によりスペックの最も高いラジオミールの復刻版と言えると思います。


貴金属モデルやグラデーションダイアルやOPロゴ入りの文字盤を除けばオリジナルコレクターにとっては至高のラジオミールと言えるのだと思います。


パネライは似ているが同じものは1つと無く、裏蓋の違いや、ベゼルの面積など実は非常に細かいところで差がついており完全に同じデザインのものはほぼありません。




ですからこれからの時代パネライの元祖であるラジオミールカリフォルニアもシンプルな2針黒文字盤で復刻されることも少ないでしょうし、乱発する事は許されないものだとも思っております。



そして昨今の時計業界において「余計な事をしない」という事の難易度が非常に高い。





とにかく付加価値を付けて利益率を上げて高額な時計を売りたいという意図をもう隠さない状況になっております。

とにかく余計なデザイン、余計な機能、求められていない超高額な素材使いがトレンドです。





高く販売したいのなら重厚な木箱を紙箱に変えたりせず、限定証明書に直筆のサインを入れる手間を惜しまずに、こだわって作っていたノベルティや冊子を辞めずに、シンプルなオリジナルデザインを磨き上げて勝負をすれば良いのにと思ってしまいます。

定価を上げてクオリティを下げたら上がるのは利益だけで、顧客満足度は下がり続けるのだと。



ユーザーが求めている製品ならシンプルでも多少高額であったとして売れるんですよ。


PAM00448に付属する予備の風防や豪華な付属品、何より前ボナーティCEOが750枚分1枚1枚直筆で手書きした限定証明書のサインとナンバーを見ればこれこそがユーザーの事を思った製品であり多少定価が上がろうともファンは喜んで買うのだとそう思ってしまうのであります。


こうして良いモノを作れば売れると信じられておりマーケティング販売の思考が薄かった時代の時計はどんどん名品となっていくのだと思います。




いつもお買い上げありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。


十年以上パネライを見てきた方も納得のオリジナルカリフォルニアショットで締めでございます。

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パネライ ルミノールレフトハンド44 PAM00115 2003年 F品番 付属完備中古美品 ご成約。

どうも。


先日はパネライ ルミノールレフトハンド44 PAM00115がご成約。


今回は当店初購入のお客様でございます。




購入は初ですが何度もパネライ談義をしていたので初という感じはしませんね。




さてパネライのレフトハンドモデル、戦争の無い今の世の中では手の甲にリューズガードが当たらないというのが一番のメリットでしょうか。


そして秒針有のルミノールマリーナの通常生産品の中でも極端に数が少ない事でも有名ですね。


中でも裏スケルトンのレフトハンドで文字盤に余計な表記が入らないのはPAM00115のただ1種類だと思います。




パネライのモデルは何百種類とあれど「AUTOMATIC」表記や「8DAYS」などの表記は裏スケの有無、書体や文字盤の造りなどによって似ているけれども全く同じ仕様というのはほとんど存在しておりません。僅かな差が設けられていることがほとんどです。


私はパネライは引き算の美学の時計だと思っておりますので余計なモノがそぎ落とされているほどに良いと思っております。




パネライのバリエーションが増えていけばいくほど余計な表記や色、仕様が追加されて参りますが、ルミノールの根源的なデザインはやはり2008年頃までにほとんど使い果たされている印象です。






今回のお客様も比較的新しい年代のパネライを購入された後に2000年頃の初期のモデルをお集めになっているご様子でした。



1本目でご自身のパネライを買うのは難しく、サイズ、ムーブメントの駆動方式、文字盤の造形、ベルトの種類など使ってみて2本、3本目にベストチョイスのパネライに辿り着く事が多いです。


私も初めて買った時計はパネライのレフトハンドモデルなのですが、レフトハンドの44mmから47mmまで幅広く着けた挙句最終的には44mmのルミノールが自分には合っている事が分かりました。


そうして自分だけのマイベストパネライを探すのも他のメーカーとはまた違った楽しみなのだと思います。




気持ち良くお買い上げありがとうございます。


今後ともよろしくお願いいたします。

最後にあれ?先週パネライ買ったって言ってませんでしたっけ?今日も買ってますけど…ショットで締めでございます。

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ロレックス 旧GMTマスターII 16710 赤青ベゼル 2014年正規店保管販売品 中古品 ご成約。

どうも。

 

 

先日はロレックス 旧GMTマスターII 16710 赤青ベゼルがご成約。



今回は当店初購入のお客様でございます。


時計好きの方には靴好きの方も多く、

良い靴に合う小物を→腕時計

腕時計だけじゃなく足元も→革靴


といった流れで時計と靴はスーツやジャケパンを彩る小物として切っても切り離せrないものであります。


そしてその小物選びには各人の人生における哲学が詰まっており、それぞれのこだわりがあります。


お客様曰く

「いかにも高そうなのは好きじゃなくて、クロケットのローファーをつっかけみたいに履きたいんです」

良質な靴をさり気なく自分のライフスタイルの中に取り入れたい、見せびらかすのではなくあくまでもさらっと身に纏う。





ご来店の度にラフな出で立ちに素敵なローファーを履かれていらっしゃいました。
ブランドロゴなど無くとも美しいシルエットの靴と良質なレザーに靴好きは心の中で気が付くものです。





そうなると時計選びも高級感を前面に押し出した現行ロレックスよりも、アルミベゼルで軽快な着け心地の16710をチョイスするのが自然な流れかと思います。




バチバチに光ってしまう時計よりも、一歩ひいたどこか懐かしさを感じさせる2000年頃のロレックス。


ローファーにTシャツ、少し古めのロレックス、これがカッコよく見せれるのも大人の余裕でしょうか。






気持ち良くお買い上げありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。



イギリス靴にはいぶし銀な16710だよねショットで締めでございます。

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パネライ サブマーシブル1950 44mmオールトリチウム 1000m PAM00243 I番2006年ノンポリ中古極上美品 ご成約

どうも。



先日はパネライ サブマーシブル1950 44mmオールトリチウム 1000m PAM00243 がご成約。



今回は当店初購入のお客様でございます。




「毎回他の時計買おうと思うんですが、サブマーシブルを買ってしまうんです…」



と、さらっと時計猛者の発言をなさるお客様。
聞いていけばこれでサブマーシブルは5本目なのだとか。


そもそもサブマーシブルのステンレスを買いに来たのに腕にはブロンズのサブマーシブルが乗っていた時点でこちらも只者では無いなと身構えておりましたが、やはりパネライ愛が溢れるお方でした。


5本もサブマーシブルをお持ちなのに、


「そんなに時計好きじゃないんですよ、好きなのを買っているだけです」



とどこから突っ込んでいいのか分からない発言をされておりますし、時計好きじゃない方が同じメーカーの同じモデルを5本買うのでしょうか?

そういう方の事を客観的に時計好きと世の中では言うのではないかと思っておりました 笑


実用的なダイバーズモデル、それもずっしりとした質感の時計がお好きとの事でご自身の好きをちゃんと体現したラインナップを揃えてらっしゃる事に心の中で敬礼しながらの接客となりました。




こうした出会いがある事も時計を販売する醍醐味でして、本当に各所に時計好きの方は潜んでいらっしゃるのだなと感心致します。


そして皆さん1人1人がそれぞれこだわりがあって、皆さんのこだわりを聞くたびに「なるほど」と思う様な理由があって。



バックルのかみ合わせの高さが一定で綺麗だと感動する方や、日付表示が16時位置に斜めに配置されている時計が苦手な方、メーカーのロゴマークのど真ん中の真下にインデックスが来ていないと時計を買わない方や重さ160g以下の時計しか買わない方。


もう本当に人それぞれ、でも私はその手の話を聞いているのが割と好きで理由まで詳細に聞きたい派です。


あなたの周りの時計好きの方も自分には想像もつかないこだわりがあるかもしれないですよ。

何せこのサブマーシブルの方のこだわりもきっと「わかるわ~」と言いながらこのお知らせを読んでくれている方も必ずいると思いますから。



気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。





最後にちなみにこのPAM00243は買うのは2回目ですショットで締めでございます。

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ロレックス デイトナ 116520 黒文字盤 2016年8月鏡面バックル ワンオーナー シール残りノンポリ極上品 ご成約。

どうも。


先日はロレックス デイトナ 116520 黒文字盤 2016年8月鏡面バックルがご成約。


今回は当店初購入のお客様でございます。


ステンレスベゼルのデイトナが廃盤になりもう8年になります。
私はなんだかまだ最近の出来事の様に感じます。


今でさえデイトナと言えば116500LNの白文字盤が真っ先に頭に浮かぶ人が多いと思いますが、2018年ぐらいまでは116520の黒文字盤を思い浮かべる人が多かったのだと思います。


廃盤になった年今でも思い出しますが116500LNの白文字盤が200万円ぐらいのプレ値で二次流通に出た時に、


「定価の2倍?そんな値段で誰が買うんだよ!」



ってほぼ8割ぐらいの人が言っていた気がします。時計店の販売員さんもみんなあり得ないって言ってましたね。

今考えればあり得ないぐらい安かったのですが。
むしろ現行のデイトナはこの時のプレ値より高いんですね。



値段と共に大きく時計を取り巻く環境も変わった8年であったなと思います。
そもそも定価より高く時計が販売されるという奇跡を作って一般化させたのも116520が作り上げたものだとも思います。

 



それが良いか悪いかは別としてそれほどまでにデイトナ116520という時計が時計業界全体に与えた影響は大きく、いきなり116500LNが発売してもここまでの評価は得なかったと思います。

116520が作り上げた機械への信頼、メンテナンスにおける信頼、資産価値への信頼がデイトナというモデルにこれほどまでの強さを持たせたのだと思います。





これはそれを裏付ける経験でして今のロレックスには求めないで欲しいのですが、10年ほど前にかつて保証期間を1カ月過ぎた116520のバックルの溶接部分がいきなり取れるという事態を経験しました。

何事も無くいきなり付け根が本当にポロンっと取れてしまったのです。

その際にはいったいどんな修理?おそらくはバックル交換?最悪はブレスレット交換だと高額請求を覚悟してロレックスに修理に出したところ



「当社でも予測不可能な破損、だがしかしお客様の使用による強い衝撃がかかった様子が見られないので無償にて回復させて頂きます」



という回答が来た時にロレックスはデイトナ116520のブレスレットに相当の自信を持っていると同時に懐の深さに感心したものです。

普通に使っていて取れた事をロレックスは把握していてその上で保証期間は過ぎているのにメーカー側の非として対応してくれたのです。


これは自社製品によほどの自信が無い限り出来ない事だと思います。
これこそがメンテナンスと自社製品に対する信頼の現れですね。


ロレックスってそういう会社だったんです。ユーザーが強欲なるにつれロレックスも付け込まれない様にこういう対応は出来なくなっていってるのだと思います。



ちなみに何度もロレックスは116520をアップデートしているのにほとんどアナウンスはしておらず一般にはほとんど知られていない改良もあります。

そうやって品質にもユーザーへの対応も徹底してきた16年間が116520の歴史であったように思います。



そして今回もノンポリハンターの下へ116520は旅立たれました。
きっと最後のステンレスデイトナとして名作に名を連ねることでしょう。



気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。


最後に綺麗なロレックスを買った人のほとんどは
「とりあえず今日は箱に入れて帰ります」ショットで締めでございます。

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カルティエ パシャ38mm 銀文字盤 W3102255 150周年記念モデル限定1847本 付属完備中古極上美品 ご成約

どうも。

 

 

先日はカルティエ パシャ38mm 銀文字盤 W3102255 150周年記念モデルがご成約。

 

 

 

今回は当店初購入のお客様でございます。

 

 

私は付属品も時計の一部だと思っておりまして基本的には扱う時計は完品にこだわっております。

付属品からは多くの事が読み取れます。

 

 

その時計が売れた場所は勿論、特定のモデルにしか付属しないものがあったり、保証書の素材によってギャランティケースが変わったりと中古時計を扱う上で不可欠な情報が詰まっていたりします。

私の経験からも本体のみの時計は盗品のケースがあったり、非正規なルートでの輸入であったり、メーカーの処分セール品であったりとマイナスな事が多いので安くても積極的に扱いたくないというところであります。

 

 

 

なんでこんな話をしたかと言うと今回のパシャ 150周年モデルは付属品が完全なものをほとんど見たことが無かったもので、時計の状態の良さもそうなのですが
よくぞ27年間も紙一枚捨てずに保管して頂けたなと感心してしまったからなのでございます。

 

 

内箱にも保証書ケースにも「1847♡1997」という150周年記念の刻印が入ります。書類を保管する紙封筒にもです。

カルティエの通常ボックスや保証書ケースでは無く150周年記念らしくわざわざ作成されたものだったのでございます。

 

 

そして今回の個体はシミ一つ無い紙の外箱に売値のタグから風防のグリッドを外す工具、果ては納品の際に時計に被っている布まで揃っておりました。

150周年記念尾珍しい付属品が揃っているのは勿論ですが、保管状態を見れば次買う方にとっては前オーナーの顔が見える1本でした。

 

きっと長い間大事に扱われていたことが分かるのでございます。
私も性格的に高額なモノを買ったら付属品まで綺麗に保管しておきたい性格なので、こういう周囲の状況からモノに対する真摯さが受け取れます。


特にヴィンテージウォッチに近づけば近づくほど付属品の保管状況の良さと時計自身の個体値の高さは比例すると思っております。




今も日本には数十年前のものを綺麗に保管されている方がたくさんいらっしゃいます。



まだ見ぬ自慢の一品に出会うために今日も時計屋をオープンさせるのであります。




気持ち良くお買い上げありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。


限定らしい豪華絢爛な付属品とピカピカな時計を丁寧にお包みしてお送り致しますショットで締めでございます。

投稿日:

パネライ ラジオミール42GMTアラーム PAM00098 ジラールペルゴムーブメント D番 2002年正規OH済 中古極美品&パネライ ラジオミール47 カリフォルニア PAM00424 後期型ダイアル Q番 2014年 中古美品 Wでご成約

どうも。



先日はPAM00098ラジオミールGMTアラーム42mmとPAM00424 ラジオミールカリフォルニア47の2本が同時にご成約。




今回は2名様とも当店常連のお客様でございます。


遠方よりいつも2人で時計を買いにいらっしゃってくれるお客様方。ロレックスは一通り経験されたのでパネライ修行の道へ入られました。


42mmのラジオミールGMTアラームはジラールペルゴのバイブレーションアラーム機能を搭載した複雑系ラジオミールでございまして、パネライながらどことなくドレスウォッチな印象がございまして44mmや47mmのパネライは大きすぎる!という方には程よいサイズ感でございます。

パネライが自社でムーブメントを生産できない時代に各社から機械を買っていたからこそ実現した今では叶わない異色の組み合わせでございます。



そしてラジオミールカリフォルニア47、カリフォルニアダイアルと言えば元祖の第1作目デザインであり、ローマ数字とアラビア数字の組み合わせが印象的なダイアルです。

今では生産があまりされなくなってしまった47mmというラジオミールのオリジナルサイズという事もありこのPAM00424は廃盤になってから評価がかなり向上したモデルだと思います。



やはり身近に時計の趣味を持つ仲間がいるというのはお財布には悪いですが、お互いに欲しい時計を相談出来るというのは利点ですよね。



店員サイドでは無く利害関係の無い位置から時計の似合う似合わない、良い悪いのアドバイスが貰えるのは当事者としてはありがたいものです。



私もいつもお二人と共に三者会談的な状態で商談をしております。

ワイワイガヤガヤ時計を買うのもいいものです。

せっかく大金を使うのですから楽しく思い出になるのが一番です。

そしてこの「お知らせ」は大体売れてから少し時間が経ってから敢えて書いております。
時計が売れてから時間が経ってから書く事で私も接客の内容を振り返れますし、お客様も買った日の事を思い返せるので一石二鳥かなと思っております。



あと売れてからすぐに書くと奥様からボディブロー受けてしまう方もいるかもしれないのでそのあたりもソッと気にかけております。




という事でいつもお買い上げありがとうございます。


今後ともよろしくお願いいたします。


最後に2人でパネライを買って記念撮影、思い出になりますね~ショットで締めでございます。