お世話になっております。
おかげさまでGenTle時計店は7周年を迎える事が出来ました。
今回は縁起の良い数字7周年ですので店頭にてほぼ全ての腕時計に個々に値引き札を刺してございます。
10/3~10/19までをセール期間といたしますので是非ともご来店お待ちしております。
今後ともよろしくお願いいたします。
お世話になっております。
おかげさまでGenTle時計店は7周年を迎える事が出来ました。
今回は縁起の良い数字7周年ですので店頭にてほぼ全ての腕時計に個々に値引き札を刺してございます。
10/3~10/19までをセール期間といたしますので是非ともご来店お待ちしております。
今後ともよろしくお願いいたします。
どうも。
先日はパネライ サブマーシブル1950 44mmオールトリチウム 1000m PAM00243 がご成約。
今回は当店初購入のお客様でございます。
「毎回他の時計買おうと思うんですが、サブマーシブルを買ってしまうんです…」
と、さらっと時計猛者の発言をなさるお客様。
聞いていけばこれでサブマーシブルは5本目なのだとか。
そもそもサブマーシブルのステンレスを買いに来たのに腕にはブロンズのサブマーシブルが乗っていた時点でこちらも只者では無いなと身構えておりましたが、やはりパネライ愛が溢れるお方でした。
5本もサブマーシブルをお持ちなのに、
「そんなに時計好きじゃないんですよ、好きなのを買っているだけです」
とどこから突っ込んでいいのか分からない発言をされておりますし、時計好きじゃない方が同じメーカーの同じモデルを5本買うのでしょうか?
そういう方の事を客観的に時計好きと世の中では言うのではないかと思っておりました 笑
実用的なダイバーズモデル、それもずっしりとした質感の時計がお好きとの事でご自身の好きをちゃんと体現したラインナップを揃えてらっしゃる事に心の中で敬礼しながらの接客となりました。
こうした出会いがある事も時計を販売する醍醐味でして、本当に各所に時計好きの方は潜んでいらっしゃるのだなと感心致します。
そして皆さん1人1人がそれぞれこだわりがあって、皆さんのこだわりを聞くたびに「なるほど」と思う様な理由があって。
バックルのかみ合わせの高さが一定で綺麗だと感動する方や、日付表示が16時位置に斜めに配置されている時計が苦手な方、メーカーのロゴマークのど真ん中の真下にインデックスが来ていないと時計を買わない方や重さ160g以下の時計しか買わない方。
もう本当に人それぞれ、でも私はその手の話を聞いているのが割と好きで理由まで詳細に聞きたい派です。
あなたの周りの時計好きの方も自分には想像もつかないこだわりがあるかもしれないですよ。
何せこのサブマーシブルの方のこだわりもきっと「わかるわ~」と言いながらこのお知らせを読んでくれている方も必ずいると思いますから。
気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後にちなみにこのPAM00243は買うのは2回目ですショットで締めでございます。
どうも。
先日はロレックス デイトナ 116520 黒文字盤 2016年8月鏡面バックルがご成約。
今回は当店初購入のお客様でございます。
ステンレスベゼルのデイトナが廃盤になりもう8年になります。
私はなんだかまだ最近の出来事の様に感じます。
今でさえデイトナと言えば116500LNの白文字盤が真っ先に頭に浮かぶ人が多いと思いますが、2018年ぐらいまでは116520の黒文字盤を思い浮かべる人が多かったのだと思います。
廃盤になった年今でも思い出しますが116500LNの白文字盤が200万円ぐらいのプレ値で二次流通に出た時に、
「定価の2倍?そんな値段で誰が買うんだよ!」
ってほぼ8割ぐらいの人が言っていた気がします。時計店の販売員さんもみんなあり得ないって言ってましたね。
今考えればあり得ないぐらい安かったのですが。
むしろ現行のデイトナはこの時のプレ値より高いんですね。
値段と共に大きく時計を取り巻く環境も変わった8年であったなと思います。
そもそも定価より高く時計が販売されるという奇跡を作って一般化させたのも116520が作り上げたものだとも思います。
それが良いか悪いかは別としてそれほどまでにデイトナ116520という時計が時計業界全体に与えた影響は大きく、いきなり116500LNが発売してもここまでの評価は得なかったと思います。
116520が作り上げた機械への信頼、メンテナンスにおける信頼、資産価値への信頼がデイトナというモデルにこれほどまでの強さを持たせたのだと思います。
これはそれを裏付ける経験でして今のロレックスには求めないで欲しいのですが、10年ほど前にかつて保証期間を1カ月過ぎた116520のバックルの溶接部分がいきなり取れるという事態を経験しました。
何事も無くいきなり付け根が本当にポロンっと取れてしまったのです。
その際にはいったいどんな修理?おそらくはバックル交換?最悪はブレスレット交換だと高額請求を覚悟してロレックスに修理に出したところ
「当社でも予測不可能な破損、だがしかしお客様の使用による強い衝撃がかかった様子が見られないので無償にて回復させて頂きます」
という回答が来た時にロレックスはデイトナ116520のブレスレットに相当の自信を持っていると同時に懐の深さに感心したものです。
普通に使っていて取れた事をロレックスは把握していてその上で保証期間は過ぎているのにメーカー側の非として対応してくれたのです。
これは自社製品によほどの自信が無い限り出来ない事だと思います。
これこそがメンテナンスと自社製品に対する信頼の現れですね。
ロレックスってそういう会社だったんです。ユーザーが強欲なるにつれロレックスも付け込まれない様にこういう対応は出来なくなっていってるのだと思います。
ちなみに何度もロレックスは116520をアップデートしているのにほとんどアナウンスはしておらず一般にはほとんど知られていない改良もあります。
そうやって品質にもユーザーへの対応も徹底してきた16年間が116520の歴史であったように思います。
そして今回もノンポリハンターの下へ116520は旅立たれました。
きっと最後のステンレスデイトナとして名作に名を連ねることでしょう。
気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に綺麗なロレックスを買った人のほとんどは
「とりあえず今日は箱に入れて帰ります」ショットで締めでございます。
どうも。
先日はカルティエ パシャ38mm 銀文字盤 W3102255 150周年記念モデルがご成約。
今回は当店初購入のお客様でございます。
私は付属品も時計の一部だと思っておりまして基本的には扱う時計は完品にこだわっております。
付属品からは多くの事が読み取れます。
その時計が売れた場所は勿論、特定のモデルにしか付属しないものがあったり、保証書の素材によってギャランティケースが変わったりと中古時計を扱う上で不可欠な情報が詰まっていたりします。
私の経験からも本体のみの時計は盗品のケースがあったり、非正規なルートでの輸入であったり、メーカーの処分セール品であったりとマイナスな事が多いので安くても積極的に扱いたくないというところであります。
なんでこんな話をしたかと言うと今回のパシャ 150周年モデルは付属品が完全なものをほとんど見たことが無かったもので、時計の状態の良さもそうなのですが
よくぞ27年間も紙一枚捨てずに保管して頂けたなと感心してしまったからなのでございます。
内箱にも保証書ケースにも「1847♡1997」という150周年記念の刻印が入ります。書類を保管する紙封筒にもです。
カルティエの通常ボックスや保証書ケースでは無く150周年記念らしくわざわざ作成されたものだったのでございます。
そして今回の個体はシミ一つ無い紙の外箱に売値のタグから風防のグリッドを外す工具、果ては納品の際に時計に被っている布まで揃っておりました。
150周年記念尾珍しい付属品が揃っているのは勿論ですが、保管状態を見れば次買う方にとっては前オーナーの顔が見える1本でした。
きっと長い間大事に扱われていたことが分かるのでございます。
私も性格的に高額なモノを買ったら付属品まで綺麗に保管しておきたい性格なので、こういう周囲の状況からモノに対する真摯さが受け取れます。
特にヴィンテージウォッチに近づけば近づくほど付属品の保管状況の良さと時計自身の個体値の高さは比例すると思っております。
今も日本には数十年前のものを綺麗に保管されている方がたくさんいらっしゃいます。
まだ見ぬ自慢の一品に出会うために今日も時計屋をオープンさせるのであります。
気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
限定らしい豪華絢爛な付属品とピカピカな時計を丁寧にお包みしてお送り致しますショットで締めでございます。
どうも。
先日はPAM00098ラジオミールGMTアラーム42mmとPAM00424 ラジオミールカリフォルニア47の2本が同時にご成約。
今回は2名様とも当店常連のお客様でございます。
遠方よりいつも2人で時計を買いにいらっしゃってくれるお客様方。ロレックスは一通り経験されたのでパネライ修行の道へ入られました。
42mmのラジオミールGMTアラームはジラールペルゴのバイブレーションアラーム機能を搭載した複雑系ラジオミールでございまして、パネライながらどことなくドレスウォッチな印象がございまして44mmや47mmのパネライは大きすぎる!という方には程よいサイズ感でございます。
パネライが自社でムーブメントを生産できない時代に各社から機械を買っていたからこそ実現した今では叶わない異色の組み合わせでございます。
そしてラジオミールカリフォルニア47、カリフォルニアダイアルと言えば元祖の第1作目デザインであり、ローマ数字とアラビア数字の組み合わせが印象的なダイアルです。
今では生産があまりされなくなってしまった47mmというラジオミールのオリジナルサイズという事もありこのPAM00424は廃盤になってから評価がかなり向上したモデルだと思います。
やはり身近に時計の趣味を持つ仲間がいるというのはお財布には悪いですが、お互いに欲しい時計を相談出来るというのは利点ですよね。
店員サイドでは無く利害関係の無い位置から時計の似合う似合わない、良い悪いのアドバイスが貰えるのは当事者としてはありがたいものです。
私もいつもお二人と共に三者会談的な状態で商談をしております。
ワイワイガヤガヤ時計を買うのもいいものです。
せっかく大金を使うのですから楽しく思い出になるのが一番です。
そしてこの「お知らせ」は大体売れてから少し時間が経ってから敢えて書いております。
時計が売れてから時間が経ってから書く事で私も接客の内容を振り返れますし、お客様も買った日の事を思い返せるので一石二鳥かなと思っております。
あと売れてからすぐに書くと奥様からボディブロー受けてしまう方もいるかもしれないのでそのあたりもソッと気にかけております。
という事でいつもお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に2人でパネライを買って記念撮影、思い出になりますね~ショットで締めでございます。
どうも。
先日はパネライ×Razer ルミノールクアランタ40 レーザーコラボ PAM01353 がご成約。
今回は当店常連のお客様でございます。
かなり前からRazerのPC機器をお使いだったお客様。
今回はパネライのRazerコラボモデルが存在していることを知って当店に探して欲しいとの事でご依頼頂きました。
パネライのRazerモデルは文字盤にはロゴ入り、専用の緑秒針とレバーにもRazer刻印が入るしっかりと限定らしい限定モデルとなっておりまして時計とPC機材フリークの方には喜ばしい仕様です。
購入後にお客様のRazer製品スペースに置かれたルミノールの写真を頂いたのですが、非常にカッコよかったのでお願いして写真を掲載させて頂きました。やっぱり大事にしてくれている人の下へ限定モデルが渡るのは嬉しいですね。
Razer製品に囲まれるRazerルミノール…
なんとも嬉しい光景です。というか写真撮るのうますぎませんか?笑
腕時計は持ち運べるアート作品でもあり、大人になって持っていてもひんしゅくを買わないおもちゃであったり、ファッションの一部であったり、自己表現の手段であったり。
腕時計は単に腕時計にあらず。
成人男性に許されたビジネスにも遊びにも冠婚葬祭いつでも、レストランから海までどこへでも持っていける唯一のアイテムだと思うのであります。
一人こっそりと腕時計趣味をされている方も多いと思いますが、全然異常じゃないです。
私のお店にも連日目を輝かせて時計の話をしに来てくれる方がたくさんいらっしゃいます。
今回のRazerルミノールではないですが自分と言う人格を的確に表現できる時計に出会った時の満足感は何にも代えがたいものがありますね。
これからも突き詰めて参りましょう。
いつもお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に「え?見つかったんですか?買います!(ここまで5秒)」の即決ショットで締めでございます。
どうも。
先日はパネライ ルミノール1950 3デイズ 47mm PAM00372前期型プラ風防モデルがご成約。
今回は当店初購入のお客様でございます。
PAM00372の前期型はパネライのシンプルモデルの中でも探されている方の多いモデルでございます。
そして最初の4年ほどはプラ風防での生産になりますので2011~2015、2016年までのプラ風防を前期型と言う風に表現しております。
1950ケースのプラ風防2針と言えば1950年当時のルミノールの外装を連想させるのか47mmモデルを探される方がよく候補にあげる仕様かと思います。
今でこそカーボンのモデルやセラミックのモデル、はたまたムーンフェイズのついたモデルなども発売されておりますのでもはやなのですが、昔ながらのファンの方にはやはり2針、3針のシンプルなモデルを至高と捉えている方は今でも数多くいらっしゃいますので。
そして今思えばPAM00372の特徴である掘り込みロゴというのも珍しいものになりました。
通常ブランドのロゴは文字盤上にインクで書かれる事がほとんどなのですがこのPAM00372は直接文字盤にロゴである「LUMINOR PANERAI」の文字を彫り込んでございます。
ここの戦時中のパネライを再現している要素としてポイントが高いところでございます。
膨大な種類のあるパネライだからこそ細かな要素1つ1つに拘って探していきたいですよね。
今回のお客様もポリッシュがされていないプラ風防のPAM00372にこだわって探されてらっしゃいました。こだわって仕入れたポイントを理解して購入頂き私も嬉しい限りです。
気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に実は腕時計は右腕にするんですショットで締めでございます。
どうも。
先日はパネライ ルミノールマリーナ 47 背面パワーリザーブ PAM00422がご成約。
今回は当店初購入のお客様でございます。
「今着けているPAM00111は20年ほど使用していて今度息子にあげようと思いまして」
20年愛用したルミノールマリーナ、パネライ好き以外の方もグッと来るものがあるのでは無いでしょうか?
20年間の実用を実現するにはそれに耐えうる外装、修理できる環境が整っていてはじめて実現できるものであります。耐久度の低い設計のブレスレットやリューズを採用しているメーカーや単純なオーバーホールに半年もかかるようなメーカーでは到底成しえない事です。
真の実用メーカーとして認められるには製造、販売、修理この3点のどれが欠けてもダメなのでございます。
私はお客様のルミノールを見た時に時計としての本来の役目を全うしていると感じましたし、それと同時に20年毎日使い続けても現役で動いているルミノールマリーナに対しての敬意を抱きました。
聞けばお乗りになられている2台のベンツのゲレンデも35万キロと15万キロ乗られているとのことで、修理しながらも気に入ったモノを使い続ける。ある種の男性の理想像の様なライフスタイルではないかと思います。
そして今回販売させて頂いたPAM00422は47mmのルミノールですが、パネライ社は47mmモデルの生産を着々とやめていっておりますのでホームページに掲載はあったもののお客様がオーダーしても1年以上入荷が無く諦めて当店で未使用品をお買い上げ頂いたという流れでございます。
やはり身に着けるものは未使用状態から使っていきたいとの事で遠方よりお越しいただきました。
たかが時計選びですが、時計の選び方使い方にも各人のこだわりが有ります。
無くなっていくであろう47mmのコンディション良好品は押さえておかないと、という当店の目論見とお客様の価値観がリンクしての販売となりました。
きっと今回も長くお使い頂けるでしょうから、またいつか東京にいらっしゃた時に時計を拝見させて頂ければと思います。
気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後にありがとうルミノール、今日からよろしくねルミノールショットで締めでございます。
どうも。
先日はロレックス エクスプローラーII 16570白文字盤 シングルバックル 変色ダイアル がご成約。
今回は当店初購入のお客様でございます。
16570シングルトリチウムが入荷する度に店頭に見に来て頂いておりまして、今回はお眼鏡にかなったご様子でご成約となりました。
白いスポーツモデルが少ない事や、現行品のEX-IIのサイズ感が合わず40mmのEX-IIを探して16570に辿り着く方など16570を選ぶ理由はそれぞれですが今回のお客様は16570が30万円台で売っている頃から知っておられたとの事ですが、今になって急に欲しくなったとの事です。
そして今回の選ぶ基準としてはケースのエッジが恐ろしく美しい事と文字盤の変色の度合いが分かりやすい事を目安に探されていたのだと言います。
5桁スポーツの面白いところはホームページの掲載用写真で見ると綺麗に見えるが実際に見て見ると美しさを感じない個体もあったりします。
サテン仕上げの目が太すぎたり、鏡面仕上げが波打っていて輝きが鈍かったりと綺麗なロレックススポーツを1度でも使ってしまうとハッキリと差を感じてしまうものです。
逆にそういう点が気にならない方もいるのであくまでも当店のホームページを見ているお客様はそういう方が多いのではないかという私の私見ですが。
そして今回の16570はと言いますと数々の16570を見てきたお客様が驚愕するほどのクオリティでございました。
エクスプローラー専門のコレクター様も、商談流れたら電話頂戴と言うぐらいのレベルでございました。
どれも同じ16570なんですが極稀にこういったダメージを受けずに数十年を過ごした良個体があるのでございます。
付属品を綺麗に保管しておくというのも非常に日本的なモノを大事にする文化だと思います。
時計の売却が一般的でない時代からそういったきめ細やかな気質が見られているためこういう素晴らしいロレックスを我々の世代が手にすることが出来るのであります。
クオリティ重視で探されていたお客様にご希望のモノを届けられて私も嬉しい限りです。
気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後にこんなに高くなってから買うとは思いませんでしたショットで締めでございます。
どうも。
先日はロレックス サブマリーナ 5513 オールトリチウム L番 USAギャランティがご成約です。
今回は当店常連のお客様でございます。
もうR番やL番も誕生年ロレックスを探されている方が増えて参りました。
世間では若い人は時計に興味が無いなんて話を聞きますが、とんでもない…
新世代の時計好きはその豊富な情報収集の手段を使ってはるかに高いレベルで時計を探されてらっしゃいます。働くみんながいつかはロレックスみたいな時代では無いですが、豊富な資金と時計への情熱を持った次世代のコレクター様がすくすくと育っております。
いつの時代も趣味にフルスイングの大人はたくさんいるものです。
さぁそして転換期を迎えている5513。
前々から申し上げておりましたが5513はロレックス4桁スポーツの中では最も割安でいつか手の届かないところにジャンプしそうな型番でございましたが、ロレックスセミヴィンテージ個体の日本での個体減少をうけて完品はかなり高くなってきているように感じます。
本体のみの年代ごちゃ混ぜ個体は世の中にたくさんありますが整合性の取れた完品は見る事も少なくなりました。
そもそも日本では昔からヴィンテージロレックス市場がありましたが、国によってはここ最近ロレックスブティックが増えてきて1990年代にはロレックスの販売網が貧弱だった地域もあります。
そういった地域ではロレックスヴィンテージ個体はそもそもほとんど無かったり致しますし、「中古販売」という概念がフェイク品や身分証明書などの信用問題で存在しなかった地域も同様です。
ですからそういった国の方々は日本や香港に良質なヴィンテージロレックスを探しに来訪するわけでございます。
石油の原産国が一番石油の価値を感じにくいようにヴィンテージロレックスの価値は明らかに他国より感じにくい国であった日本。しかも10%オフのバーゲンセールまでやっていた訳ですから。
当たり前のように通貨安ともなれば良質なモノは他国へ流れていきます。
株価がどうでも、通貨がどうでも上がり下がりはあれど真に価値のあるものは緩やかな上昇曲線を無限に描くわけです。
薄っぺらい評論家の予想よりも数十年のロレックスの相場の振り返りを信用するわけでございます。
もちろんそれは金と同様でヴィンテージロレックスの有限という特性によるものです。
そして金と違い出自やデザインもそれぞれ、趣味性まで兼ね備えた驚異の実用趣味だと思うのであります。
そして今回も良質な5513がまた市場から消え、愛用品としてオーナー様の下へ嫁いだのであります。
こういった素晴らしいロレックスを次世代に渡せるのも嬉しい事でございます。
またいつかまだ見ぬ次の次の世代に渡っていく事を願って。
いつもお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後にサブマリーナという名デザインは色褪せる事無く今もショットで締めでございます。