どうも。
先日はパネライ ルミノールレフトハンド44 PAM00115がご成約。
今回は当店初購入のお客様でございます。
購入は初ですが何度もパネライ談義をしていたので初という感じはしませんね。
さてパネライのレフトハンドモデル、戦争の無い今の世の中では手の甲にリューズガードが当たらないというのが一番のメリットでしょうか。
そして秒針有のルミノールマリーナの通常生産品の中でも極端に数が少ない事でも有名ですね。
中でも裏スケルトンのレフトハンドで文字盤に余計な表記が入らないのはPAM00115のただ1種類だと思います。
パネライのモデルは何百種類とあれど「AUTOMATIC」表記や「8DAYS」などの表記は裏スケの有無、書体や文字盤の造りなどによって似ているけれども全く同じ仕様というのはほとんど存在しておりません。僅かな差が設けられていることがほとんどです。
私はパネライは引き算の美学の時計だと思っておりますので余計なモノがそぎ落とされているほどに良いと思っております。
パネライのバリエーションが増えていけばいくほど余計な表記や色、仕様が追加されて参りますが、ルミノールの根源的なデザインはやはり2008年頃までにほとんど使い果たされている印象です。
今回のお客様も比較的新しい年代のパネライを購入された後に2000年頃の初期のモデルをお集めになっているご様子でした。
1本目でご自身のパネライを買うのは難しく、サイズ、ムーブメントの駆動方式、文字盤の造形、ベルトの種類など使ってみて2本、3本目にベストチョイスのパネライに辿り着く事が多いです。
私も初めて買った時計はパネライのレフトハンドモデルなのですが、レフトハンドの44mmから47mmまで幅広く着けた挙句最終的には44mmのルミノールが自分には合っている事が分かりました。
そうして自分だけのマイベストパネライを探すのも他のメーカーとはまた違った楽しみなのだと思います。
気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後にあれ?先週パネライ買ったって言ってませんでしたっけ?今日も買ってますけど…ショットで締めでございます。