お世話になっております。
1/24は 18時30分に閉店予定となります。
ご迷惑をおかけ致しますがよろしくお願いいたします。
お世話になっております。
1/24は 18時30分に閉店予定となります。
ご迷惑をおかけ致しますがよろしくお願いいたします。
どうも。
先日はグランドセイコー メカニカルハイビート スペシャル38mm SBGH035がご成約。
今回は当店常連のお客様でございます。
グランドセイコーよく売れておりますね。
あまりにも突拍子もない値上げが続いていたせいで値段と性能が見合っている時計が再評価されているのだとも思います。
そして過去に発売された名もでる。先日はグランドセイコー メカニカルハイビート スペシャル38mm SBGH035がご成約。
今回は当店常連のお客様でございます。
グランドセイコーよく売れておりますね。あまりにも突拍子もない値上げが続いていたせいで値段と性能が見合っている時計が再評価されているのだとも思います。
そして過去の名モデルもまだ各社の新品の価格よりも安く買えますので「注目が集まっていない名品」の市場が最も活発な様に感じます。
今回のSBGH035ですが、まさに隠れた名品なのでございます。
38mmというビジネスに使えるサイジング、そして文字盤には「SPECIAL」の文字が入ります。
その当時はセイコーの最高級ラインとしてグランドセイコーとクレドールがありましたが、そのグランドセイコーのさらに1段上であるスペシャル規格の証がSPECIAL表記なのです。
通常のグランドセイコー規格が静的目安が-3秒~+5秒なのに対し、グランドセイコースペシャル規格は-2秒~+4秒を目安としております。
たった1秒と思われますが高級機械式時計は実測値は+4~+6秒に収まる精度に調整されるものが多いので+4秒以内ということは本当に厳しい。
パテックフィリップやジャガールクルトとは価格が違いますから、その制約の中で高精度を実現させているセイコーは流石です。
こうした隠れた名モデルは売れるのも早いですね。掲載してすぐにお電話があり即決でご購入頂きました。
いくら時計が高くなって時計趣味をやめたくても面白い時計が適正価格であると欲しくなってしまうのが時計人としての性でしょう。
みんなの憧れる時計よりも自分らしい払うお金に見合った1本を探す、そんなフェイズに来ているのかもしれませんね。まさに多様化の時代です。
いつもお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に日本の名品は棚に並べる前にご成約ショットで締めでございます。
どうも。
先日はセイコー グランドセイコー 40 メカニカルハイビート 岩手山文字盤 SBGH047Gがご成約。
今回は当店初購入のお客様でございます。
「ロレックスも高い時計も色々着けたけど今はセイコーが丁度いい」
そう話すお客様は以前は着けている腕時計に気づいて欲しかったと、でも今は誰にも気が付かれずに自分だけが分かっていればいいと話されます。
そして今ではお客様はたくさんのグランドセイコーをコレクションなさっているのだとか。
今回は当店にあるSBGH074Gを購入したいということでご来店頂きました。
このSBGH074Gは日本販売が無いモデルでしたのできっとお客様のように探されている方がいるのではないかと思っておりました。秒針がゴールドになっているのも日本販売のグランドセイコーにはあまり採用されていない仕様だと思いますのでたくさん集められている方ほど刺さるのではないかと思います。
そしてムーブメントも毎時36000振動のハイビートムーヴを搭載しており耳を近づけるとタタタタタとすさまじい速さでガンギが動く音が聞こえます。
静かな場所でふと自分の時計の鼓動音が聞こえるとものすごく癒されますよね。
それも意識せずに腕が近づきたまたま音が聞こえた時にふと「自分の時計の音だ」と気づいた時が一番萌えます。
静かなオフィスであったり、みんなが寝静まったリビングであったりそういうシチュエーションでは時計は音すら楽しめるのでございます。
今回のお客様の様に他人の評価より自分基準の評価で時計を選ぶ。
でもそのためには知識や経験が必要であったりもして、結局趣味というやつは何事も1度やってみないと分からない様に出来ております。
たどり着いたグランドセイコーなのでございましょう。
気持ちよくお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後にそっとグランドセイコーを愛でていくショットで締めでございます。
どうも。
本年もよろしくお願いいたします。
先日はロレックス オイスターパーペチュアル36 126000 ターコイズブルーがご成約。
今回は当店常連のお客様でございます。
もうターコイズブルーが出て4年になるんですね。早いものです。
発売当初は「なんかロレックスがすごいの出した」という感じで一気に新色のオイスターパーペチュアルが沢山発売して面食らったのを覚えております。
今やカラーのオイスターパーペチュアルは定番になりましたね。
特にこのカラーのオイスターパーペチュアルのおかげで女性への訴求力もかなり高まったと思います。
今まではデイトジャストレディ、稀にヨットマスターレディースというデイリー女性枠に新しい選択肢が提示されたという感じです。
今回お買い上げのお客様も奥様と二人で使用できるというところが決め手になった様です。
やはり奥様の後押しがあると男性陣は時計を買いやすいですからね(笑)
本当に現行ロレックスの3針モデルは戦車の様に壊れないですから、その質実剛健なブランドイメージそのままの3針ウォッチに普段滅多に作らないポップなカラーの文字盤を合わせる事でまた1つ新しい定番を作り出していく。
こういう定番を生み出す力もロレックスは頭一つ抜けておりますね。
一体どれぐらいのメーカーがターコイズブルーの時計を発売した事か。
例えロレックスを意識したもので無くともこれだけ普及するデザインになるとどうしてもロレックスの二番煎じに見えてくるものです。
レインボーのデザインも、グリーンの文字盤も一番最初に行ったもので無くとも、一番最初に消費者の脳裏に刷り込むのがロレックスの広告の上手なところです。
また今年もみんなの手が届く値段で新しい定番を生み出して頂けたら嬉しいですね。
いつもお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後にカラージャケットにターコイズブルーオイスターも素敵ですショットで締めでございます。
どうも。
先日はロレックス サブマリーナデイト グリーン 16610LV D番がご成約。
今回は当店常連のお客様でございます。
さて今回の緑サブマリーナですがあらゆる方面から見ても隙が無い1本でした。
今回のオーダーは、
「GenTle時計店店主が見て間違いの無い個体の16610LV」
でございました。
ノンポリッシュで綺麗に残った裏蓋シール、硬くて動かないバックル、フルコマ、傷の無いオリジナルガラス、ブレスレットも年代合致、シリアル入りのタグ、リファレンスの書かれた箱、年代の適合した冊子。
私の間違いないおすすめとなるとここまでクリアしていて欲しいですね
本当は全部の商品この基準をクリアしていきたいところですが、やりすぎると本当に売る5桁スポーツが無くなってしまうのでバランスを見ながら光るポイントがあるものは扱っていきたいなと。
さてお客様とも長い付き合いでしてどんな年も必ず1度は会っているのでは無いかと思います。
長く付き合えば長く付き合うほどに「きっとここは許せるな、ここは許せないな」という基準もハッキリわかって来るものです。
今回は圧倒的に完璧なのに少しだけ使って傷がある個体を探しておりました。
新品未使用じゃ勿体なくて使えない。だから100点の個体に減点1点分の小傷がある99点の個体を探しておりました。
本当にこの5桁界隈って面白くてみんなシールは剥がしたくないものだから新品をほんのすこーしだけ使った99点個体が好きな方が多い事。
時計は使ってナンボ、使えるものがみんな欲しいのです。
ファット4ビッグスイスのデットストックもいいけれど、ノンポリッシュの極上品も良い。
それぞれのお客様の「良い」を理解する事で長い付き合いになればなるほどおすすめの精度は上がっていくものです。
また来年か、再来年か普通の時計屋さんでは探せない宿題を貰ってクリアしていければいいなと。
いつもお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後にこれが今日おすすめの緑サブマリーナや!!(実際に本人送った写真)ショットで締めでございます。
どうも。
先日はロレックス デイトジャストサンダーバード 16264NA 断層ピンクシェル文字盤がご成約。
今回は当店常連のお客様でございます。
当店にも色々な趣味趣向を持ったお客様がいらっしゃいます。
トリチウム大好きな方、ノンポリッシュ好きの方、パネライ好きの方、ゼニスムーブメント好きの方などなど皆様それぞれのテーマを持って時計を探されている方が多いですね。
そして今回は、「可愛い文字盤ハンター」のお客様でございます。
ロレックスやSinn、パネライ、FORTISなど多岐にわたるコレクションをお持ちのお客様ですがとにかく可愛い文字盤に目が無いのでございます。
ホームページに可愛い文字盤の時計がアップされるとすかさずチェックを頂いて連絡を頂いております。
そして今回の16264の断層ピンクシェル文字盤、これは可愛いですよね販売後も何件もお問い合わせを頂いて欲しい方も多かったモデルかと思います。
2000年台初期のシェル文字盤はどちらかというと通常文字盤より二次流通での評価は低かったように思います。しかしながら異素材文字盤というものがどんどんと評価されていくうちにブルーシェル文字盤やピンクシェル文字盤は販売数も少なかった為貴重になっていったのであります。
そしてシェル文字盤は決まり手でダイヤインデックスになる事が多く、シェル文字盤ながら通常の数字インデックスのものはより個体が少ない様に感じます。これはデイトナもデイトジャストも同じだと思います。
ホワイトゴールドのサンダーバードにピンクシェルのアラビアインデックスという、凄まじいニッチな腕時計が時を超え長期間保管して頂いたオーナー様により現代に受け継がれたのであります。
お客様が見に来た時には接客している私も「もう多分買うんだろうな…」と思いながら一緒に可愛い雰囲気前回の文字盤を眺めておりました。
そして今回も即決でご成約頂きましたが、ロレックス可愛いアラビアインデックス軍団でご成約写真を撮影するとの事で後日ご成約の写真を撮影させて頂きました。
いつもお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後にロレックスの可愛いアラビアインデックス三銃士を見よ!ショットで締めでございます。
どうも。
先日はセイコー 1965メカニカルダイバー復刻モデル SBEN003がご成約。
今回は当店初購入のお客様でございます。
とは言うものの以前より存じ上げておりまして、パテックフィリップからランゲ、ロレックスまで幅広く時計趣味を楽しんでいたお客様ですが今はセイコーのファーストダイバーの復刻にハマっているとの事でセイコーのファーストダイバーからファーストダイバーの復刻シリーズは全て集めたとの事でした。
凝り性の方はハマった時の熱量が凄まじく完全コンプリートまで同じデザインの時計を5本も買うあたりが狂気と言いますか、見習わなければいけないなと言いますか、興味のある事を突き詰めていけるというのは時計という学問に関しては才能なのだと思うのであります。
腕時計には着けて楽しむ視覚、感触的な楽しみと番号や値段を覚える知識的な楽しみがあると思っております。
そして学問として捉えた時の腕時計の情報量は膨大で覚えても覚えても知らない事が湧き出てきて未だに毎日勉強だな、と思うばかりです。
ですので各分野のトッププレイヤーの知識量たるや想像を絶するもので、
パネライで言えば自分で革ベルトを革から切り出して歴史に忠実に作ってしまうお客様もいらっしゃいますし、こちらのお客様は興味をもったセイコーの型番を全部集めてしまいますし、ロレックスで言えば山の様なデットストックをお持ちで日夜研究されている方もいらっしゃいますし。
ですから時計屋として研究を突き詰めていくためにはそういうその道のプロの方達に教えを乞う事の大事さを感じる訳です。
自分が知っている知識もあれば、相手の知っている知識もある。
時計店をやっているからってプロ目線で行くよりもその道の最強のヲタク達とスクラムを組んでより豊富な知識量にしていく事がベストだなと思う訳です。
私もロレックスやパネライに関してはかなり長い期間研究していますが、やはりサブマリーナだけデイデイトだけ40年買い続けている人達には教えを乞う事も多々有るわけです。
身銭を切って買い続けている人の知識ほど洗練されているものはございません。
やはり今回のセイコーダイバーズコレクターのお客様の様に身銭を切って学び続ける尊敬すべき時計ヲタク達との商談は私にも新たな学びも有るわけでございます。
「今回買ったSBEN003が今までの復刻モデルの中で一番初代ファーストダイバーに似ておりました」
この感想はセイコーのファーストダイバーシリーズを全部集めた人にしか言えない感想なのです。
その台詞あまりに重い。重いのであります。
時計店でありつつもこうした時計知識の学術を高める場としてありたいなとも思う訳でございます。
そしてまた買って頂けるようなセイコーを仕入れられますように鋭意仕入れに取り組みませんと。
気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に同じ文字盤の時計の5本目を買う方へ発送する業務に取り組んでおりますショットで締めでございます。
どうも。
先日はロレックス サブマリーナコンビ 青文字盤 16613 T品番 オールトリチウム裏蓋シール残りがご成約。
今回は当店常連のお客様でございます。
「青サブを売却して青サブを買う」
超極上状態の青サブ16613をお持ちのお客様ですが今回は当店にてトリチウムダイアルの青サブ16613の極上品にお買い換えでございます。
手持ちのロレックスをより良い個体へとグレードアップさせていく。
もはやこだわりの極みの世界でございます。
ヴィンテージTシャツもアクセサリーもロレックスも常に最高の状態で納得のいくものを集めていらっしゃるお客様。
当店でノンポリッシュのデイデイトを買って以来トリチウムハンターとして数々の名モデルの極上品を購入頂いております。
今回の青サブも28年前のものですがシールが残っており抜群のコンディションでございました。
こうやって先人が残してくれたロレックスが若きコレクターに受け継がれていくのであります。
中古の時計業界というのはバブルの残骸に相当頼って生きておりまして、1980~1990年台の強い日本が世界各地で買い集めた膨大な量の腕時計に支えられておりました。
私も若き日には棚の中に数十本の5桁ロレックスが所狭しと並んでおり年代ごとにスポーツを並べて細かい検証などを細かく比較研究できる環境にありました。
ですから下の世代に申し訳無いなと思いますのは海外へとバブルの遺産を切り売りして世界有数の中古時計市場でありレア物の宝庫であった日本市場を弱体化させた世代であるとも自認しております。
もう1990年代のロレックスでさえ良品は買い漁られてしまっており、その搾りカスを回している市場になってしまっております。
実物を見てこその研究なのにもうSNSや書籍でしか貴重な時計を眺められない状況です。
ですから若い世代に極上のトリチウムロレックスが受け継がれていくと、脈々と流れる湧き水の小川を見ているようなそんな気持ちになります。
当店にも若きトリチウムハンターがたくさん通って頂いておりますが出来れば後世に残すべき1本を皆さんに紹介したいと常々思っております。
まずは貴重な1本がしっかりとバトンタッチ出来た事に喜びを覚えております。
いつもお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に輝くベゼルには28年の年月など欠片も感じないショットで締めでございます。
どうも。
本日も元気に営業中です。皆様のご来店お待ちしております。
さて今回はオメガ スピードマスター42mm ブロードアロー ファーストレプリカ 3594.50 黒文字盤がご成約。
今回は当店初購入のお客様でございます。
「正規店でスピードマスター買おうとしたら120万円するんですが、僕は半額なら中古でいいかなと。むしろこっちのデザインの方が好きです」
今回は時計を初めて買うお客様の接客でございます。
そしてこの一言に色々な事が凝縮されているなと思います。
今の30台40台の方はオメガやタグホイヤーから機械式時計というものに入門した方が多いのでないでしょうか?
スピードマスターやアクアレーサー、リンクが時計の登竜門と言いますかそんな位置づけだった様に思います。
10万~30万円の所謂ミドルプライスの腕時計の入門にこれらのモデルが一役買っていたのであります。
今の高級品販売はエルメスやルイヴィトン、ロレックス、オーデマピゲなどを見るに単価の向上こそが生き残る道、という超高級路線への舵取りが主流であります。
上位10%では無く上位3%を相手にする商売でございます。
経済学的にはこれしか高級品メーカーが生き残る道は無いそうです。
ですが私はこのスタンスは遠くない未来腕時計業界を破滅させると思っております。
私はモノの価値はブランド力とプレーヤー人口の数だと思っております。
オンラインゲームやゴルフの会員権に詳しい方ならご存じですが、その趣味を楽しむ人数と欲しい人間の数がいてこそのモノの価値なのでございます。
いくら素晴らしいモノを作っても欲しい人がいなければ成り立たないですし、誰も欲しくないモノになれば高いお金を払って買ってくれる人はごく少数になるでしょう。人が欲しいから人は欲しいというのが真理なのです。
エントリーモデルを甘く見たツケがいつか津波の様に襲い掛かってくるように思います。
自社の利益のみならず、次の世代への種まきをする。
そうして育った人が高級時計を買ってくれるユーザーになるのに、高値で売る事を覚え足元が見えていない。
今も確実に存在する新規ユーザーに各メーカーいきなり200万、300万円の時計を差し出す。
本当に25歳の時のあなたはその時計を買えましたか?
お金を出せるかという意味では無く初めて買う時計にその値段の価値を見出せるかという話です。
買えないなら買うな?そしたら砂漠しか残らないのです。
ですが今思いがけずセイコーとパネライの中古市場は只今活況でございます。
値段と価値が見合っていると思っている方が多いからかもしれませんね。
時計の価格が高いのも2024年の時計市場の特徴ですが、ユーザーの学習能力が高いというのも2024年の時計市場の特徴です。
合理的に品質と価格が見合っている時計を探す力も増していますし、誰もが認めるブランド以外の良さを発見する情報探索能力も増えております。
話は戻りますが、間違いなくオメガは初心者の1本目路線を脱却して高級志向へ進んでおります。
それが新規ユーザーの中には受け入れられず、中古で買う人、他のメーカーの時計を1本目に買う人も増えていくでしょう。
オメガのブレスレットやバックル、ムーブメントの進化は目を見張るものがありますが、最初に自分が時計を買う時にそこまで理解できたでしょうか?
新規に優しくない業界は廃れます。
初めて時計を買うお客様との接客の時は普段の数倍神経を使います。
時計を嫌いになって欲しくないからです。
そして最初のお客様の一言に今の時計業界の問題を感じてしまうのであります。
この1本目から新たな優良な時計ユーザーになってくれる事を願って。
気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に真面目な事書いているけどみんなでアホな話しながらの接客で初の機械式時計入門ショットで締めでございます。
どうも。
先日はロレックス サブマリーナノンデイト 14060M G番がご成約。
今回は当店常連のお客様でございます。
私は完品が好きです。
私見では高いモノを苦労して稼いだお金で買ったのならば付属品など無くすはずもないと思っていますのと、人間のモノに対する扱い方には顕著に人間性が現れてしまうと思っているからです。
そして付属品まできっちりしている個体は不思議と精度も良く、故障も起きにくい事が多いです。
得てして良品である確率が高いのでございます。
よく常連様達と店頭でお話しするのは、
「この時計は前のオーナーの顔が見える時計だね」
という話題についてです。買った時の領収書から保証書、冊子は勿論正規のメンテナンス用紙から購入時の紙袋までそろった腕時計。
時計本体には大きな傷は無く、バックルに微細なスレ、勿論ガラスは無傷。
時計に付く傷が悪だと言っているのではなく、例え傷が付いていたとしても丁寧に扱われた時計には大事にされてきた雰囲気が残るのであります。
多分ヴィンテージウォッチの良品を多く所持されている方はピンと来ると思いますが、例え40年経とうが良いオーナーを継いだ時計は古さや摩耗を全く感じません。
それどころか新品ですか?と思う様な状態で使いながらも大事にされている方がたくさんいらっしゃいます。
そうなんです。特に今回販売したサブマリーナノンデイトの様にオーソドックスで王道なデザインの時計ほどそういった状態と付属品の部分で差が出ます。
そしてかつては5513のノンポリ完備極上品など80万円ほどで買えましたが今では380万円の世界です。
本体のみも10年前なら50万円ぐらいで売っていたのですがその30万円の差がもう何倍の差になってしまったんでしょうね。
今日の珍しいは5年後の超珍しいです。
ノンデイト14060系ももう5513側へ進む時期が近づいております。
出回りのあるモノほど細かな部分にこだわっていきたいですね。
さてその事を痛いほど知っているのが今回購入のお客様です。
掲載して2時間ぐらいすると、
「19時から話させてください」
との連絡を頂きましてその日のうちに購入となりました。
そしてまた大事にしてくれるオーナー様を継ぎ未来へとこのG品番は生き続けるのであります。
いつもお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後にちょっと付属品多すぎて撮るの大変なんですよショットで締めでございます。
今回は当店常連のお客様でございます