あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。



さて、先日はロレックス サブマリーナグリーン 116610LVがご成約。


今回は当店初購入のお客様でございます。




近年ではブルーの時計ブームが一巡し、各社グリーンの時計を作ることに熱心でございます。来年はイエローでしょうか。パープルでしょうか。


そんなこんなで思い返せば緑色の文字盤をレギュラーモデルとして定着させアイコンモデルとしたのは今回の116610LVサブマリーナが早かったですね。


116610LVの発売当時は、

「誰がこんな時計するんだ！」という声と「緑がいい色だなぁ」と評価が真っ二つだった様な気がします。


そして各社が緑の文字盤にご執心になった途端に116610LVは廃盤でございます。


実用時計の最高峰だ、あくまでも工業製品だ、などと揶揄されるロレックスですが、モノを売るトレンドを作り出す力は超一流です。

結局ロレックスの後追いをする形で各社がデザインにインスピレーションを受ける流れが多いように感じます。


何にせよカラー文字盤の先駆けとなった緑サブマリーナ。今後の評価が楽しみです。

気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。


最後にしばらくは棚に飾りますボックスショットで締めでございます。

どうも。


先日はパネライ ルミノールマリーナ42 ３デイズ オートマティック ブルー V品番 PAM01028 がご成約。


今回は当店初購入のお客様でございます。



パネライを長い事販売していて思うのがパネライのブレスレットモデルの評価が年々高まっている事に驚きます。


以前はパネライのブレスレットモデルは重すぎて、ある程度の重量に耐えられる人しか買わない。というイメージでしたが、40ｍｍのブレスレットモデルが今になって使いやすいモデルとして認知されていたり、今回の42ｍｍブレスレットモデルも以前のブレスレットモデルよりもかなり軽量化されている事からちょくちょくお問い合わせを頂くモデルとなりました。


そして何よりも皆さんが感じている事でしょうが、腕時計の性能と価格を天秤にかけた時にまともな値段でしっかりとした品質が返ってくるメーカーの筆頭がパネライやゼニス、ジャガールクルトであることなのかなと思います。


機械をちゃんと自分たちで製作出来て、外装もしっかりしていて、そして定価の３倍とかの値段になっていない。

意外と色々なメーカーのブレスレット調整して参りましたが、

「あ、このネジ10年くらいでダメになるやつだ」

と感じるメーカーさんもあります。そして何年経っても改善されていないところも耐用年数に対する意識が伺えます。


パネライの品質は純粋に道具として正しい値段で長く楽しめる域にあるんですよね。

ガシガシ使って頂ければと思います。

気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。

最後に綺麗なブルーのボックスショットで締めでございます。

どうも。


先日はパネライ ルミノールマリーナ 香港（チャイナ） PAM00367がご成約。


今回は当店常連のお客様でございます。
お知らせをしっかり書かないとクレームが来るぐらいの常連のお客様です。


「知れば知るほど、探せば探すほど辿り着くモデル」


当店に入荷しては売れるこのPAM00367というモデル。
特にパネライに興味が無い人からすれば普通のルミノールマリーナでしょ？
香港の限定だから売れるの？


くらいの認識なのだと思います。

しかしながら長い何十年の歴史の中で市販開始当初のルミノールマリーナと同じフェイスデザインで、かつアンティーク仕様の夜光になっているモデルを探せば必ずこのPAM00367というモデルに行きついてしまうのであります。


PAM00367の特筆すべき特徴としては12・3・6のアラビア数字があり得ないほど太く描かれております。


たかだか市販開始当初の太い数字のインデックスになっているだけかと思いきや、印象が全く違います。


現行品の６の表記はどこかシャープで知的な印象を受ける一方でPAM00367の６の書体は丸くて太くて、どこか可愛らしい印象なのでございます。

パネライというブランドはモデルは星の数あれど、自分自身の趣味趣向を完璧に反映するモデルはおそらく１つか２つしかありません。

そのモデルを探してフリークの方達は深く潜っていくのであります。


お買い上げありがとうございました。
パネライ着けてみて良かったですよね？食わず嫌いでしたよね？

今後ともよろしくお願いいたします。

最後にパネリスティ以外に全く需要の無いぼってりインデックスをアップで締めでございます。

どうも。

先日はロレックス シードゥエラー 16600 M品番2008年がご成約。



今回は当店常連のお客様でございます。



「バックルが硬い」


綺麗で使用感の無い５桁スポーツの中にはバックルの可動部が非常に固く、触っただけで摩耗度の少ない個体とわかるものもあります。


今回のお客様は長年のロレックス趣味を続けていらっしゃるご様子で、ケースの厚さや、ブレスレットの伸び、バックルの硬さなど身銭を切ってモノを選ぶ審美眼を養っておられました。


目で見るだけでなく、触って持って分かるモノの良さ。


正直ロレックスに至ってはブレスレットを揺らしてもらって鳴る音も個体ごとに違います。

良い５桁ロレックスは降るとシャッ、シャッと短く乾いた音がするものです。
音を聴けば分かる。究極はそういう世界です。


ロレックスが好きで探求している人と出会うと、燃えますね。
資産性だけでなく、ロレックスの醍醐味とは果ての無い知識の探求であると。




お買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。

最後に買うつもりないのに、気が付いたら着けていたでござるショットで締めでございます。

どうも。


先日はロレックス ヨットマスター ダークロジウム 126622がご成約。


今回は当店初購入のお客様でございます。



「ヨットマスターとオーバーシーズを見に来ました。」


とお目当ての２本を見に来て頂きました。

お客様の時計を選んでいる様子を拝見していると本当に楽しそうでして、年齢もお若いお客様でございましたのでこの年齢からヨットマスターとオーバーシーズを悩んでいるという事は、１０年後には一体どんな時計をしているのだろう…

と店主も大器晩成な未来を感じずにはいられませんでした。
こんな時計高騰時代にも若い時計フリークが生まれている事が本当に時計業界にとって素晴らしい事ですね。


色々な要素を検討した結果ヨットマスターをお買い上げでございます。
オーバーシーズを既に１本お持ちという事、仕事にも使えるシンプルでドレッシーな１本をという事で僅差でヨットマスターに軍配が上がりました。


仕事に、オフにガンガン使って頂ければと思います。

気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。



最後におろしたてのヨットマスターの神々しさは異常ショットで締めでございます。

どうも。



先日はロレックス 旧GMTマスターII 16710 赤黒ベゼルがご成約。



今回は当店常連のお客様でございます。



「気が付いたらそこには無かった」



これが今のロレックス市場を表す最適な言葉だと思います。
腕時計ユーザーが増加したことによる急激な需要増加が生んだジャンピング相場でございます。


私の予想よりも３年ぐらい早くこの局面が来てしまいました。


良いロレックスは、今そこにしかないです。
そして気づいたらそこには無かった。


これが連鎖的に発生していくと思います。


なぜなら高年式のロレックスは市場に出るやいなや海外へ大量に流失しておりますので、残ったロレックスをみんなで回しあう。これが今の日本市場でございます。


今回のGMTマスターの様な美しい正規品の完品の個体はどんどん少なくなってゆき、本当の意味での綺麗な５桁が見れる日は徐々に終わりへと近づいております。


いつも素早い英断流石でございます。
今後ともよろしくお願いいたします。

最後に綺麗なロレックスは即捕獲に限りますショットで締めでございます。

どうも。



先日はロレックス デイトナ 116520 ランダム品番 2016年がご成約。



今回は当店常連のお客様でございます。



以前はロレックスを何か１本だけ買う、との理由でご来店頂いていたお客様ですがスポーツを買い集めて、ついには今回デイトナをご購入です。


機械式腕時計は１本目がまず重要です、そしてそこから２本目を買ってしまうか人。おそらく抜けられない方ですね　笑


理由はそれぞれです。所持する所有欲を満たす方、日々違う時計を着けて楽しみたい方。


一度良質な時計を着けてしまうと、重みだったり、繋ぎ目の頑強さであったり腕を通じて伝わる上質な感覚が「違い」を訴えかけてきます。コストのかかった時計のブレスレットは擦れて鳴る音ひとつとっても違うものです。



長く生きていくほど人間は良いモノに触れる機会が多くなりますから、当然年齢を重ねるほど違いが分かる確率が高くなっております。

１本目からデイトナまで駆け抜けていく様を近くで拝見していて嬉しくも、楽しくもある光景でした。

次は一体どこへゆくのか、、、

ランゲが欲しいみたいですね。終わりが無いです。

いつもお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。

最後にあの頃は買うとも思っていなかったデイトナショットで締めでございます。

どうも。


先日はロレックス ステルスデイトナ PROHUNTER Paul Newman DAYTONA 116520 世界限定100本がご成約。



今回は当店初購入のお客様でございます。



黒いデイトナ。


一見何の時計か分からない様な。
高い時計なのか、安い時計なのか、どこのメーカーの時計なのか。


そんな雰囲気を持つプロハンターデイトナ。


デイトナという王道のモデルですが、カラーリングされた文字盤に、プラスチック製の特殊ベゼルがあまりに強烈な個性を放っております。

しかしながら、通常ラインナップではあり得ないグレーのエキゾチックダイアルとなっておりまして実物はかなりのカッコよさでございました。



今回のオーナー様とはちょくちょくお店に寄って頂けて店頭で何度もお話しさせて頂いてのご成約となりました。



そして話していくと驚くことに人生２本目のロレックスがまさかのプロハンターモデルでございます。いきなり飛び級ですね！！


２本目からかなりアクセル全開でございます。


こうなれば３本目も是非探させて頂きますね！！


気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。


最後にブラックデイトナオンザリスト、で締めでございます。

どうも。


先日はロレックス デイトナ イエローゴールド 116518 ブルーアラビアダイアルがご成約。


今回は当店常連のお客様でございます。



「年代と共に時計の印象は変化してゆきます」


ここ３年の大きな変化と言えばゴールドウォッチの立ち位置ではないでしょうか？

以前では金無垢の時計は必ずしも良い印象では無かったのではないかと思います。


どうしてもギラギラしていやらしいというイメージを持たれる方も多かったのでは無いでしょうか。


ところが昨今ではステンレスよりもゴールド、プラチナウォッチこそ至高であるという、貴金属フリークの方はかなり増えました。

実は1980年後半、そうバブル後半の時代も非常にこれと同じ現象が起きておりました。

時計を生業にしている方は実感としてあるでしょうが、1990年代の金無垢のロレックスの多いこと、多いこと。

お金が膨らむ時代には必ず金無垢が台頭して参ります。

ただあの時と違うのはロレックスの金無垢がブティックや百貨店では買えないという事でしょうか。

珍しい金無垢ウォッチは５年後より珍しくなっている事でしょう。

気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。

最後に青サブならぬ、青デイトナショットで締めでございます。

どうも。


先日は極希少品 ロレックス×バンフォード×fragment design×The POOL デイトナ 116520 エキゾチックダイアル がご成約。


今回は当店常連のお客様でございます。


時計を生業にしていて感じる事があります。


「もう二度と触ることは無いだろう」


今回の時計はそういった類のものだと思います。



売って頂いたお客様、買って頂いたお客様双方に感謝しながらの時計販売となりました。

金銭的なものよりも、ファッションシーンにおいて歴史を作ってきた時計を触って販売できた喜びの方が遥かに大きかったと思います。


フラグメントデイトナは2014年に作られております。ステンレスデイトナの116500LNが発売されるよりも早く黒いベゼルのデイトナを販売するデザインとしての先見性は流石。


ファストファッションやスニーカーに浸食される前の最後のファッショニスタが集っていたTHE POOLの熱気を2021年の今に運ぶ。


時計の形をしていますが、この時計は「憧れ」「カリスマ」「リスペクト」そういった感情が凝縮された１つのアイテムなのでございます。

お金を積めば手に入るレアなんて何にもレアじゃないだと、こういう性格だけは昔から変わりません。ホンモノしか欲しくないんですよ。



もう二度と販売する事は無いでしょうが、また見てみたいものです。


いつもお買い上げありがとうございます。
きっとまたお会いすると思います。


最後にこれがfragment designウォッチの真骨頂、しかと目に刻み込んで頂きたいですショットで締めでございます。