どうも。
先日はロレックス サブマリーナグリーン 16610LV V品番 2011年 正規OH明細付 ノンポリ中古極上品がご成約。
今回は当店初購入のお客様でございます。
サブマリーナの16610LVは当時のロレックスとしては相当攻めたカラーリングであったのだと思います。
今でこそロレックスも奇抜なカラーリングのモデルを販売する事が増えましたが、ベゼルにビビットカラーを乗せるパターンを作ったのはこの16610LVだと思っております。
GMTの赤青ベゼルも派手なカラーリングなのですが、製造期間が長かった為一般化しておりましたし、しっかり日中夜を見分ける為のあるしゅ実用性重視のカラーリングでしたので16610LVの様に明らかなファッション性のカラーリングとはまた違った様に思います。
16610LVの発売はロレックスが実用時計からファッションとしての時計に1歩歩み寄った瞬間ではないかと思っております。
そして驚くのが発売されてからもう20年も経つのですね。
16610LVなんてつい最近のモデルの様に感じられますが、いやはやもうアンティークウォッチと呼ばれる日が近いとは思いもしませんでした。
さて今回のV品番ですが、新品購入後にロレックスでの磨きOHのみの極上のノンポリッシュ個体でございました。
V品番のダイバーズウォッチのノンポリッシュ個体を断言するのは非常に難しく実は同じ種類でも型番や製造時期によって新品時のラグの形状が微妙に違うのでございます。
ですからV品番、G品番あたりはうかつに「ノンポリッシュ」と商品名に書けない訳でございます。
そこを踏まえましても今回の様な出生が明らかな個体は貴重かなと思います。
そして今回お買い上げのオーナー様も
「あるうちに買わないといい個体は無くなってしまう」
と、よくロレックスの事情をご理解なさってらっしゃいました。
完品ならまだしも、完品ノンポリッシュを断言できるような個体は買った方が手放さないのでございます。
手放すとしても「もう一度買いなおせる現行モデルから」とおっしゃる方がほとんどでございます。
お手持ちの時計と共に末永く可愛がって頂ければ幸いです。
気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に極上の16610LVのボックスショットで締めでございます。