どうも。
先日はパネライ マリーナミリターレ レフトハンド47 PAM00217がご成約。
今回は当店初購入のお客様でございます。
「マリーナミリターレ」
とはパネリスティにとって特別なモデルでございます。
イタリア海軍の名を冠したモデルですが、それ以上にこの名前のつくモデルには異端なデザインのものが多いのでございます。
特に今回販売させて頂いたPAM00217は47mmのユニタス搭載のルミノールモデルとなっておりまして、ベゼルからつながる様に風防がドーム型になっておりロレックスのアンティークを思わせるようなレトロなデザインでございます。
1940年に生産されていた初期のレバー式防水のルミノールに限りなく近いデザイン、そしてそのモデルをレフトハンド仕様にしたモノであり、
「プロの計器」
を感じさせる雰囲気でございます。
今回ご購入のお客様も強いこだわりをお持ちでしてパネライへの熱い思いをお互いに電話で話した後にご成約となりました。
今では腕に着けて日々ご使用頂いているという事で、世界でも有数の綺麗なPAM00217オーナーとして時計を愛でて頂いているご様子です。
直筆の限定証明書、鍵付きの特性ボックスの内張りはレザー、高品質のベルト、調整用工具。
これこそがパネライの限定モデルなんですよ。
コストダウンとかSDG’sじゃないんですよ。スペシャルエディションなんですよ?
買ったぞ!!と感じる豪華な付属品はこの時代ならではかと。
その当時のデイトナと競い合うほどの強い、強いモデルでございました。
時計も洋服も靴も車も、その当時の熱気を今に伝えるアイテムなのだと思います。
時計を見ながらその当時の燃えるようなパネライの勢いを思い出す。
また1つ日本に素晴らしき1本を残すことが出来たと思います。
気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に届いたら絶対に驚くぐらい綺麗ですよ?とハードル上げたので丁寧に梱包ショットで締めでございます。
投稿者: gentle-admin
パネライ ルミノールGMT 40mmオートマティック PAM00160 2004年F番 中古品 ご成約。
どうも。
先日はパネライ ルミノールGMT 40mmオートマティック PAM00160がご成約。
今回は当店常連のお客様でございます。
現在でこそ3・6・9のインデックスにスモールセコンドというのがパネライデザインの基本構造になっておりますが以前を振り返ると面白い文字盤がたくさん存在しておりました。
そして今回販売のPAM00160はドットインデックスに文字盤上にGMT表記というシンプルなパネライにおいては珍しい複雑なデザインになっておりました。
しかしながらスペックを見て見ればブレスレットタイプのGMTウォッチかつ300m防水と、冷静に見るとかなり優秀なんですよね。
最近パネライ好きのお客様を接客していて思いますのが皆さん現行品の30m、50m防水に不安を覚えている方が多いということです。
実は昨今の38mm、42mmモデルは50m防水性以下のものがほとんどでして、防水性能自体を皆さん気にしているというよりは、
「本格的ダイバーズウォッチ」
という事をパネライ社には期待して買うのに防水性能いかがなものか?
という事を気にされている方がほとんどです。
以前は防水性能を落としてお求めやすいモデルをラインナップする。という方向性だった様に感じますがそれが定着してしまっているんですよね。
そしてお求めやすい価格ではなくなっている様な気もしますが。
初期の40mmルミノールモデルはそのほぼ全てが300m防水になっております。質実剛健、堅牢ダイバーズウォッチこそパネライの本分。
時計とはストーリーやテーマが大事ですからダイバーズウォッチの防水性能にこだわるお客様達にはやはり300m防水こそ本格ダイバーズウォッチと認定される基準なのかもしれませんね。
いつもお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に小ぶりでも最高の防水性能ですショットで締めでございます。
ロレックス デイトナ 116503 黒文字盤ランダム品番 2023年最終品番 未使用品 ご成約
どうも。
先日はロレックス デイトナ 116503 黒文字盤ランダム品番 2023年最終品番 未使用品がご成約。
今回は当店常連のお客様でございます。
普段はヴィンテージスポーツ専門のお客様でございますが、今回は敢えての現行モデルをチョイスされております。
ロレックスの値段の高騰は勿論なのですが、10年前と比較して明らかに変わった事と言えば、
・コンビ、無垢モデルの評価向上
・デイトジャストの市民権向上
ロレックスを長く触っていると変化に驚きます。
ちなみにメテオライト文字盤もソーダライト文字盤もバリエーションの1つといった感じで昔は定価が高いのであまり選ばれておりませんでした。
10年も経つと状況ってこんなに変わるんだなと。
特にコンビのデイトナがステンレスのデイトナと値段で肩を並べる日が来るなんて…
そんな時代から時計を見ているお客様でございますが、今回はスパッと漢気購入。
時計とは欲しい時が買い時でして10%ぐらいは下落で安く買えるときはありますがほとんどのケースで欲しい時に欲しい時計買っている人の方が損はしていない気が致します。
特にデイトナの相場だけは不思議なもので下がっていると思っていたら上がっている?時計なので欲しい時に買うのが吉です。
現に250万円で白い116500LNを買っていた方はみんな買ってよかったと申しております。でもその時はその時で高いのです。
つまり時計相場とは大体意味が分からない方向へいきなり進んだりするので買える時に楽しんでおくのが一番だという事です。
着けて楽しめばいいんです。
元々時計ってそういうものですよね。
資産性を見過ぎて本当に欲しいモノ買えなくなってませんか?
その時着けたい時計が最高の時計なのだと思います。
いつもお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に二人は超絶ペアウォッチショットで締めでございます。
ロレックス エクスプローラーI 214270 鏡面バックル 39mmブラックアウト ランダム品番 2015年9月 中古美品 ご成約。
どうも。
先日はロレックス エクスプローラーI 214270 鏡面バックルがご成約。
今回は当店初購入のお客様でございます。
ジャガールクルトからパネライまで多彩なラインナップをお持ちのお客様。
実はロレックスは着けた事が無いとの事で普段使い出来る1本をという事で今回はエクスプローラーIをチョイスして頂きました。
エクスプローラーIというのは全ての指標になっているモデルだと私は思っておりまして、3針時計という部門ではありとあらゆるブランドが開発するにあたり1度は頭によぎるモデルだと思うのでございます。
個性的な時計も王道ど真ん中のロレックスも好きな私は常々思うのですが、エクスプローラーIより優れている点がある時計はその分野では確実に優れていると言い切っていいと思うのであります。
214270で言えばケース径39mm、ケース厚さ11.2mm、136グラム、頑丈さはおそらくどの時計と比較しても世界トップレベルでしょう。
厚さ11mmというのは汎用ムーブメントの特定の機種を積んでしまった時点で越えられない厚みであり、136gという重さもブレスレットならば快適と言い切れる重さでしょう。
そのぐらい完成されているスペックなんですよね。各社の3針時計がこの性能に全て勝つというのは正直不可能だと思います。
でもポイントポイントでは他の時計が優れている部分もあると思うのです。
ロイヤルオークで言えばブレスレットの仕上げはアドバンテージがあると思いますし、グランドセイコーで言えば時分針の仕上げにはアドバンテージがあると思います。
IWCのマークならエクスプローラーIよりも革ベルトが似合うフェイスです。
アクアノートで言えば厚さと軽さ両方でエクスプローラーIよりスペック的には優れているでしょう。でもベゼルの耐傷性能や頑強さでは1歩劣ると思います。
アクアノートは普段使いすればベゼルの角ばっている部分にかなり傷が入りますから。エクスプローラーIのベゼルって絶妙に配置されていてケースや風防が先にぶつかる事でベゼルに大きな打痕が入らないようになっていたり。
こうやって見て見るとエクスプローラーIというはるか昔から存在する時計を今も簡単に圧倒する時計と言うのは簡単には無い訳でして、だからこそ幅広い時計をお持ちのお客様は手持ちにエクスプローラーIという機種が入る事によってお手持ちの時計の長所と短所がよりくっきり見えるようになると思うのでございます。
それこそがより時計への見識を深める事になると思うのでございます。
いつの時代でもスタンダード。それも高い基準のハイスタンダードを提供しているのがエクスプローラーIだと思うのであります。
気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に友達が買うの見届けに来たら僕もエクスプローラーI買ってたでござるショットで締めでございます。
パネライ ルミノールアークトス GMT 44mm PAM00186 総生産500本 正規付属完備中古品 ご成約。
どうも。
先日はパネライ ルミノールアークトス GMT 44mm PAM00186がご成約。
今回は当店初購入のお客様でございます。
「アークトス」
今では聞きなれないパネライのモデル名の1つです。
マイク=ホーンさんの北極圏単独周遊の冒険に用いられたモデルですね。
サブマーシブルと呼ばれるガッチリとした時計に対磁性能を付与したまさに鉄塊と呼べるような剛健な時計でございます。
そもそも長い事パネライを扱っておりますが完品が極端に少ないのでございます。
箱、保証書もさることながら、付属のDVDがものすごく大事でございます。
DVDには実際にパネライを装備してマイク=ホーンさんが北極圏を旅する様子が映っていて私も視聴しましたが風の力を利用してソリで進んだり、冷たい海に落下してしまったり(体温低下で死の危険性)、実際にシロクマに遭遇していたりと想像よりハードな冒険してるな!!と感動したものです。
時計はどこまでいっても実用アイテムですから過酷な状況で使用されている様子を見ると感動しますし、G-SHOCKの寒冷地仕様が-30℃まで稼働という情報だけ見るとパネライのサブマーシブルはオイルは特注でしょうが-60℃の世界で動くのだなぁ、とそのタフさに感動するのであります。
そして今回のお客様もどっしりとしたパネライがお好みのようで、その装着した時の重厚な感覚を楽しんでおられました。
超排気量の愛車に是非アークトスを着けてドライブして頂ければと思います。
気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後にアークトスが小さく見える??流石の腕周りショットで締めでございます。
パネライ サブマーシブル チタニオ 初期型オールトリチウム PAM00025 2000年 中古美品 ご成約。
どうも。
先日はパネライ サブマーシブル チタニオ 初期型オールトリチウム PAM00025がご成約。
今回は当店常連のお客様でございます。
トリチウムのパネライめっきり減りましたね。
デカ厚ブームの終焉などと聞きますが、実際のところパネライ好きの方は変わらずパネライを追いかけております。
当然ながら初期型のパネライ達もヴィンテージの仲間入りを始める昨今ではメラメラと初期型パネライ熱が燃えております。
いつもご来店頂いている筋金入りのパネライ好きの方たちは
「あ、自分の事だ!」と分かって頂けていると思いますが、ここ最近パネライの取引が非常に増えております。
中古市場においてまともな価格、そして払った対価に対する品質が見合っているブランドだからでしょうか。
純粋な時計好きが集まっているパネライ市場は活況、かつ清々しいほど気持ち良いオーナーばかりでございます。
そして今回のトリチウム文字盤のパネライはもはや狙って手に入る状況ではなくなってきております。
まさに縁が無ければ買えない様な。
今回のお客様も即決でのご購入になり手持ちのトリチウム文字盤のパネライは2本目になります。
一度手にするとその焼けたインデックスが醸し出す雰囲気が何とも言えずどんどんトリコになってしまうのであります。
大事にしながら実用時計としてバリバリ使って頂ければと思います。
いつもお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願い致します。
最後にお持ち帰りのボックスショットで締めでございます。
ROLEX デイデイト18238A イエローゴールド シャンパンダイヤ文字盤 1996年オールオリジナル フルコマ付属完品超極上美品 ご成約。
どうも。
店頭が混み合っていてやっと更新でございます。
先日はROLEX デイデイト18238A イエローゴールド シャンパンダイヤ文字盤がご成約。
今回は当店初購入のお客様でございます。
ロレックスの18金モデルはかつての強いよ日本を象徴するモデルでございます。
バブル期にはそれはもう金無垢のロレックスをホイホイ買って使う方がたくさんいらっしゃったとか。
バブルを体験されたお客様は
「不動産の会合に行くと、みんなベンツとデイデイトなんです、笑えるでしょ?」
しかしながら今や逆流。
日本に集まっていた香港やフランス、イタリア、ドイツなどの並行輸入品のロレックスは今や祖国へ帰っていっております。
先人達の残してくれた遺産は免税販売で全て里帰り状態です。
5年前から言ってますが当然このまま続けば世界でも有数の日本の中古市場は枯渇してゆき、お金を出せば買えるモデルだけが残っていくでしょう。
まぁすでになりかけているという表現が正しいでしょうか。
そんな中で今回のデイデイト。
長きに渡り保管され続けた個体でした。
ベゼルの立ち方は超一級品。
ステンレスよりも柔らかく劣化しやすい18金モデルがここまでのコンディションで残る事も稀です。
そして今回のデイデイトも何名もの方がご覧になって検討しておられました。
ですが最終的には若きコレクター様の下へ。
どうしても18金のデイデイトで抜群に綺麗なモノが良かったとの事です。
バブル期に南米より日本に渡って来たデイデイトは若き世代に受け継がれました。
車も美術品も時計も全ては勢いのある場所へ集まっていきます。
ドイツへ、日本へ、アメリカへ、中国へ。
時計を売るのもいいですが、価値あるものを後世に受け継いでいきたいという想いが私は非常に強く、若い世代へ銘品が受け継がれていく事に喜びを覚えております。
いつかきっとまた次の世代へ受け継がれていくことを願って。
気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後にデイデイト普段から使っちゃうぞショットで締めでございます。
ヴァシュロン・コンスタンタン オーヴァーシーズ 黒文字盤 47040/B01A 2006年 正規中古ノンポリ極美品 ご成約。
どうも。
先日はヴァシュロン・コンスタンタン オーヴァーシーズ 黒文字盤 47040/B01A がご成約。
今回は当店常連のお客様でございます。
どんどん合理的な時計が増えていき、どんどん付属品もすっきりした簡素なものになっていきます。サステナブルと言いながら効率的にコストカットできる風土ですから出来る限りコストダウンして定価を上げて利益を増やしていくのが今の時計販売でございます。
全てのメーカーではありませんが、事実グループ内メーカー同士で同じ種類の箱を使うほど効率的なコストカットをしているブランドも出てきました。
私が旧型オーヴァーシースが好きな理由はそんなコストカットが始まる時代を感じさせない唯我独尊な造りだからでございます。
文字盤の素晴らしい加工。
リューズガード付近のみサテン仕上げパーツを組み込み手巻き時にベゼルが傷つかない様な配慮。
防水。防磁機能。
裏蓋の船のエングレービングはそりゃあ美しい掘り込みでございます。
骨太で1コマ1コマ仕上げなければいけない複雑な造りのコマ。
パテックとオーデマに求められる優等生な造りとは違い、ヴァシュロンは勝手にヴァシュロンらしい時計を作るところが好きでした。
メルカトールという時計が安かった時代に買っておかなかったことを今も後悔しております。
簡単に言うとヴァシュロンしか作れない「買う理由」のあるモデルが多かったのではないかと思います。
今もヒストリークアメリカなど往年の名作は生きておりますが、万人受けを捨てて本当は突き抜けて奇抜なモデルばかり作って欲しいと思っております。
今回のお客様はよくお店にも来て頂いているのですが、ホームページに掲載された時からチェックして頂いていたご様子ですぐにご来店頂きました。
これからもその熱い情熱のままにユニークな時計を集めていって頂ければと思います。
いつもありがとうございます。
今後ともよろしくお願い致します。
最後にノンポリオーヴァーシーズの威厳あるリストショットで締めでございます。
パネライ ルミノールマリーナ オートマティック ブルー 40mm F品番 PAM00119 中古 ご成約。
どうも。
先日はパネライ ルミノールマリーナ オートマティック ブルー 40mm F品番 PAM00119がご成約。
今回は当店初購入のお客様でございます。
パネライの青文字盤は時代と共に様々な色がございます。
特に今回販売したPAM00119の青文字盤は現行品の青文字盤とはかなり差があるのでございます。
左がPAM00119、右が現行の42mmドゥエの青文字盤になります。
青は青でもPAM00119の青は発色が良く、水色に近い縦の筋模様が入っている文字盤になっております。
どちらが良いという訳では無く、その時代時代にあわせて良いとされる「ブルー」には違いがありますので同じ青文字盤というジャンルでも文字盤との出会いは一期一会なのでございます。
2000年付近では青文字盤というジャンルはイロモノに近い扱いでして、好きな一部のファンの方が買うというカテゴリーだったと思います。
ですが現在の青文字盤の立ち位置としては一般的なカラーバリエーションとなり、黒、白の様に普段使い出来る落ち着いた色味のものが増えている様に感じます。
そして10年経つと色の流行りもガラッと変わるもので、大きな流れで言えば黒→グレー→青→緑という大きな流れがあると思います。
ですがどんどん時計趣味も多様化しておりまして洋服と同じく全員が同じ服装をする時代からそれぞれ好きなものを選ぶ時代になっている様に見えます。
私としてはPAM00119の青は突き抜けるような明るさと青さできっとイタリア人が見たサンマリノの海の様な色なんだろうなぁと妄想するわけでございます。
気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に夏には爽やかなブルーパネライで決まりショットで締めでございます。
ブレゲ マリーン II ラージデイト 5817ST 銀文字盤 2017年7月 1オーナー ノンポリ中古美品 ご成約。
どうも。
先日はブレゲ マリーン II ラージデイト 5817ST 銀文字盤がご成約。
今回は当店初購入のお客様でございます。
毎年数多くの新作モデルが発売される中「名作」と呼ばれるデザインになるのはほんの一握りの時計だけでございます。
特にこれだけロレックスが幅をきかせている昨今の時計業界ですからその他のメーカーが名作デザインを生み出すのは並大抵の事ではございません。
惜しまれつつ廃盤となりましたがブレゲのマリーンラージデイトはその名作と呼ばれるにふさわしいデザインであった様に思います。
まずシーンを選ばない事。今回のマリーンラージデイトはラバーバンドというラフな素材ながら非常に品のある佇まいが特徴でしてラバーバンドなのにどこか革ベルトのドレスウォッチ様な印象を受ける時計でございます。
まさにドレスカジュアルといった様相。
スーツとまではいかないですがジャケパンの様な腕時計といえばいいでしょうか。
TシャツからジャケットまでカバーするTPO能力の高さが魅力でございます。
TPO対応力の高い時計ならエクスプローラーIやシーマスターアクアテラなど各社から登場しておりますがマリーンが他のモデルと一線を画すのは強いコンセプトの存在です。
マリーンは名前の如くマリーンクロノメーターと呼ばれる海洋時計をアイデンティティに持つ時計ですので名前の通り海の時計なのでございます。
ですからリューズガードから横から見たベゼル側面、ケース横のコインエッジ、ベルトの裏側、尾錠、尾錠のサイド、ベルト遊環、自動巻きローター、裏面エングレービング、文字盤。
ラグを除くほぼすべてのパーツに「波」のモチーフが入っております。ですのでほとんどどの角度から見てもいずれかの波のマークが見えるようになっております。
そして至る所に施された曲線の波デザインに対比させるように恐ろしいほど角ばった直線的なラグ構造。明らかに意図的な曲線内への直線の配置です。
このように優れたTPO対応力と共に狙いすましたデザインコンセプトによって名作になっているのだと思っております。
今ではこんなに造形にお金がかかる時計は200万アンダーではメーカーは作らないでしょうから。
気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後にラバーなのに品格ウォッチショットで締めでございます。