どうも。
先日はグランドセイコー 二十四節気 ヘリテージコレクション SBGA445がご成約。
今回は当店初購入のお客様でございます。
チタンのスプリングドライブと言えばまさに国産時計の象徴と言えるような1本でございます。
1970年にシチズンが世界で初めてチタンケースの腕時計を制作し、それに少し遅れてセイコーもチタンケースの時計製造をしております。
欧米発祥の技術が多い中でチタンケースというのは数少ない日本で確率された時計文化の1つです。
そしてスプリングドライブは自動巻き上げ機構を動力としながら、調速機構であるテンプ部分が通常の時計では8往復で1秒になるように往復するのに対して1秒に8回転するように電磁ブレーキで調整しながら時を刻んでおります。
簡単に言うと通常の自動巻時計のテンプは振り子運動であるのに対してスプリングドライブのテンプは1方向回転運動なのでございます。
これもクォーツ文化の発展していた日本ならではの動力を機械式で、時刻を司る調速管理のみをクォーツと同じ水晶振動子とIC(集積回路)を利用する機構でございます。
ですから「チタンケースのスプリングドライブ」といえばまさにジャパニーズオリジナルウォッチと呼ぶにふさわしい日本ならではの時計なのでございます。
今回のSBGA445はグランドセイコーの中でも数少ないチタンケースのスプリングドライブでございます。
これこそ日本人の誇れる技術で制作された日本人のグランドセイコーなのだと思うのであります。
今回は初の高級機械式時計のご購入ということで仕事にプライベートにも使えていつでもメンテナンスが可能なグランドセイコーを選んで頂きました。
1960年のグランドセイコー登場から60年、今も日本のビジネスマンに愛される時計なのであります。
気持ちよくお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に「やっぱり高い時計は輝きが違いますね!」ショットで締めでございます。
