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パネライ ルミノールマリーナ オートマティック44 PAM00104 2007年1月I番 ノンポリ中古美品 ご成約。

どうも。


先日はパネライ ルミノールマリーナ オートマティック44 PAM00104 2007年1月I番 ノンポリ中古美品がご成約。


今回は当店初購入のお客様でございます。


パネライという時計は人を選びます。


その大きさから敬遠される方も多いと思います。
ただ私個人としてはどこまで鍛えて腕が太くなっても、大柄な方が装着しても大きいので是非トライして頂きたいなと思います。




今回はPAM00104、44mmのルミノールマリーナをお選び頂きましたが、機能や駆動方式、日付の有り無しで差はあれど44mmルミノールマリーナは130g~146g程度の重さに収まる事が多くおおよそロレックスのサブマリーナデイト程度の重量になります。(16610=136g、126610=158g)



重さで言えば現行サブマリーナ126610LNの方が全然重いです。

先入観でパネライは重くて大きいと思われている方が多いですが実は一般のダイバーズウォッチと同じぐらいの重さなのでございます。


今回のお客様も40mmのパネライをお持ちでしたがやはり44mmの本場の雰囲気を味わいたいということで今回はご購入頂きました。


私も44mmを愛用しておりますが、やはりその存在感と遠くから見ても分かるパネライのフォルムは他のメーカーでは代用が効きません。


敢えて普段使いは36mm~40mmの一般的なサイズの時計のみをコレクションされている方も是非トライして頂きたいです。ただ大きいだけでは販売開始20年ではここまでのブランドには昇りつめられません。

ステンレスを型に流し込んで造る鋳造ケースでは無く日本刀と同じ鍛造ステンレスケースを採用しておりますし、全く同じデザインを2度と作る事の無いオリジナリティもあります。

そして私の好きな1997年-2010年頃まではジラールペルゴからオメガ、レマニアからソプロド、ゼニス、FP、ロレックスなどなど世界の名だたるメーカーの機械が入っております。


デカ厚ブームなどと言われますが、パネライの時計製造当初は47mmのケースから始まっており、むしろ小型化してますので…



そんなこんなでパネライの接客ならいつでも喜んで対応させて頂きますのでいつでもお気軽にどうぞ。


そして今回もたくさんお話しさせて頂いて気持ち良く即決して頂きました。

気持ち良くお買い上げありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。



最後に明日からの出張にはこのパネライ着けていっちゃうぞショットで締めでございます。



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ロレックス 1908 イエローゴールド 52508 白文字盤 2023年11月 初期ロットノンポリ極上美品 ご成約。

どうも。


先日はロレックス 1908 イエローゴールド 52508 白文字盤がご成約。


今回は当店常連のお客様でございます。



さて2023年新作の1908ですが個人的に発表当時から扱ってみたかったモデルでございまして、触ってみた感想としては確実にパテックフィリップのカラトラバを意識して作っているな、と感じる1本でございました。

やはり我々の様な時計販売店はどのブランドもフェアに比較できるというところが一番楽しいところでございます。

その面で他のメーカーのドレスウォッチと比べて圧倒的に良いと感じたのがバックルでございました。

今回の1908にはデュアルクラスプという新型の観音開きバックルが採用されております。


やはりダイバーウォッチを長く作っているだけあってバックルに対するロレックスの製品の完成度は群を抜いております。


こちらがデュアルクラスプなのですが、

左右どちらも独立してロックする事が可能でございまして、王冠マークの無い側をベルトに止めると、

こんな感じで片方だけが留まります。

そしてこの留め具自体がレバーになっておりまして先端を触るだけでロックの解除が可能になっております。


実はこれは耐用年数に大きく関わる問題でございまして、観音開きバックルは金属同士の摩擦で留めている事が多いので金無垢の観音開きバックルは年数が経つごとに緩くなってまいります。




しかし今回のロレックスのデュアルクラスプは左右それぞれが独立して中央部分の突起にレバーで嚙み合うように出来ております。

そうする事で摩擦では無く、嚙み合わせによってロックしているので長期間使用してもヘタらないバックルに私は見えました。




すいません。文字に起こすとすごく分かりにくいのですが簡単に言うとおおよそドレスウォッチに使う様なレベルの耐久性を大きく超えたバックルになっていると思います。他社のスポーツウォッチバックル以上な堅牢な造りです。

まさにロレックスらしいドレスウォッチの仕様だと思っております。





求められている性能や特性をしっかりと理解して、

「ロレックスに求められる堅牢性にしっかり答えたドレスウォッチ」

だと思います。



ドレスウォッチにもロレックスならではの個性を持たせる。そういうところが流石ロレックスです。


毎日使うリューズやバックルの完成度が高い時計は名機になりやすいですからね。今後のみなさんの評価が楽しみでございます。


いつもお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。


最後に今日は流石に箱に入れて持って帰りますショットで締めでございます。

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ロレックス サブマリーナデイト 16610 Y品番 2003年12月国内正規2021年9月OHカード付き 付属完備ノンポリ中古極美品 ご成約。

どうも。


先日はロレックス サブマリーナデイト 16610 Y品番 2003年12月がご成約。



今回は当店常連のお客様でございます。



普通に使えるサブマリーナの良質な個体を集めるのは今の私のモットーでもあります。


元々はレア個体を集めるのが好きなのもあるのですが、今は実際に腕に着けて楽しめる良質な5桁スポーツを集める事がリアルなお客様の声でもあるからです。



そして日本には今も良質な個体が眠っている事に毎度驚くのであります。


ロレックスの外装は面白いもので使う人と今まで入ったメンテナンスによって姿形は似ていても全く違う何かになってしまいます。


特にサテンの模様を入れる外装研磨作業は腕の差が出るポイントでもありますし、やはりロレックスのスポーツモデルの新品完成時のサテン仕上げの模様は本当に均整が取れていて美しいものです。


これはロイヤルオークにも言える事でサテン仕上げ部分の輝きは年々増しておりますので、修正が入っていると明らかに分かるものです。




16610 サブマリーナ。


普遍的な時計好きであれば誰もは一度は検討して、知人がしていたり、買った事があったりとどこかですれ違っているモデルだと思います。


今のロレックス好きの心境で言えば、

シールが付いているデットストック品はもったいないので使えないですし、かといって傷だらけで何回も研磨された痩せたロレックスは腕にしたくないと言ったところだと思います。


ですから中古ですが限りなく綺麗で光る何かがある個体が欲しい。
でも無茶苦茶なレアポイントがついている時計は高過ぎて今は買いたくない。


ですからそんなお客様達の心情を察して限りなく綺麗な普通の5桁スポーツを集めたいという想いもあります。


今回の個体はメンテナンスは正規の磨き無しOHのみ。
薄いスレはあれど致命的な打ち傷は目立つ傷は無し、そして購入時の完全な付属品達。


普通の上質。


そういったものが求められるのも今の時計の流れかなと思います。



いつもお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。

最後に上質なサブマリーナは一度着けるとやめられないですねショットで締めでございます。

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ロレックス×PRO-HUNTER デイトナ Paul Newman MK1 DAYTONA 116520 G番 2013年 世界限定100本 中古品 ご成約。

どうも。


先日はロレックス×PRO-HUNTER デイトナ Paul Newman MK1 DAYTONA 116520がご成約。


今回は当店初購入のお客様でございます。


入店された時に見えた腕元から既に見慣れないシルエットが見えました。


デイトナのジュビリーブレスレット仕様を装着されていたお客様。
あらかたデイトナは集め終わった最近はデイトナをいじる楽しさに目覚められているご様子でした。





ロレックスの時計趣味は十人十色でして色々なお客様がいらっしゃいます。




新品状態のロレックスを集められている方。

特定の数字の入ったシリアル個体を集められている方。

エクスプローラーを集められている方。

デイトジャストのシルバーダイアルを集められている方。

Wネームモデルを集められている方。





そしてロレックスのブレスレットの組み換えやパーツ変更を楽しまれている方、こういった方も一定数いらっしゃって正規よりもセンスの良い個体がたまに出来上がっていたりします。






今回はホームページを見てデイトナのプロハンターモデルが気になりご来店頂けました。


今回はリミテッドのフルカスタム系のプロハンター個体でしたので文字盤から裏蓋、針に至るまで全ての箇所がフルカスタムされておりました。


そして 実物をご覧になり気に入って頂けてそのままご成約となりました。




そしてご成約後のリストショットを撮影させて頂いたのですが、プロハンターモデルのデイトナは腕に着けると3割増しのカッコよさでございました。

今回の写真は是非掲載させて頂きたかったので見てみて下さい。


気持ち良くお買い上げありがとうございます。



今後ともよろしくお願いいたします。



最後に街中でこの時計してたら二度見しちゃいますよねショットで締めでございます。

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ロレックス デイトジャスト36 ブラックダイヤ文字盤 16233 E番1992年 シール残り中古極美品

どうも。


先日はロレックス デイトジャスト36 ブラックダイヤ文字盤 16233がご成約。


今回は常連のお客様のご紹介のお客様でございます。


実は今回誕生年ロレックスとしてデイトジャストをお探しさせて頂きました。


ヴェルサーチの様な金と黒の配色がお好きとの事で、イエローゴールドコンビのデイトジャストの1992年印鑑のモノが無事見つかりご納品となりました。



今回が機械式時計を初購入との事で非常に羨ましく思うのが最初に購入した時計がご自身の趣味を反映してかつ誕生年ロレックスだという事でございます。


私は初めて買った機械式時計はたまたま通っていたお店でセールになっていて、なんとなく流れみたいなもあって購入したものです。


今回のお客様は周囲に時計好きの方がいらっしゃったので最初の1本目からかなり理想に近い時計を購入出来ております。


協力者の方の助言も有り私も具体的な希望を嚙み砕いて伺うことが出来たので非常にお手伝いしやすかったのも事実でございます。



元々希望されていたのが金と黒いカラーのものかつ、第一希望はダイヤ文字盤、かつロレックスのデイトジャスト、そしてご自身の誕生年とほぼほぼ全ての要素が希望通りの役満的な個体に巡り合ったようです。
勿論個体もGenTleクオリティですのでシールも一部残っている極上なモノでございました。



さて1本目にして理想の時計をゲットされた方は2本目の時計をお探しになるのでしょうか?



1本目を皮切りにどんどん時計の魅力に取りつかれていくのでしょうか。



またお会いする日を楽しみにしております。





気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。


最後に「うわ、むっちゃかっこいいですよこれ!!」と心の声が漏れまくりショットで締めでございます。

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ゼニス クロノマスター Tオープン 黒文字盤 40mm 03.0240.4021/22.C495 2006年9月 正規中古品 ご成約。

どうも。

明日から出張にて25日まで休みを頂戴いたしますのでよろしくお願いいたします。


先日はゼニス クロノマスター Tオープン 黒文字盤 40mm 03.0240.4021/22.C495がご成約。


今回は当店初購入のお客様でございます。




「笑顔の時計」




このゼニスのクロノマスターのお知らせは個人的にすごく好きなエピソードでございます。


まずこの時計を当店に売却して頂いたお客様は、

「海外の転勤生活も長くてつらい時にこのクロノマスターの文字盤をよく見ると笑顔に見える気がして頑張れたんです。」


との事、この度より高額な時計を購入されるので当店にご売却頂いた次第です。

機械とかゼニスとかそういう事よりもこの時計の文字盤が癒しになってたとの事で買取をしている時も文字盤のデザインでは無く笑顔の表情に見えるという言葉が心に残りました。

スペックとかエングレービング技術とかそういうのは大事なんですが、表情という表現だけで大事にされてきた時計なんだと分かるのです。良き相棒を見つけられる男性って幸せものですからね。




さて今回のお買い上げのお客様ですが15年前に時計熱が高まっていた時期が有り、ちょうど1年前からまた時計熱が高まっていて当時欲しかった腕時計を探されているのだとか。


そしてお話しさせて頂くと、

「このゼニスの時計はなんだかニコちゃんマークみたいで好きだったんです」
「最近無いので探していたらこの個体にたどり着いたのです。」


と、売った方も買った方もゼニスのクロノマスターから笑顔の表情を感じ取っているお二人だったんですよね。


時計というモノをただの売買だけでなく、インスピレーションの近い二人の橋渡しを出来たという事に言葉に出来ない満足感があるのであります。


このゼニスの時計は製造されてからずっとオーナーに愛されて、オーナーが変わってもそれは受け継がれて。



私だって正確な時間が知りたいときはスマホで見ます。でもその行為からはきっと今回の様な表情という表現は一切出てこないですし、無機質な時計に表情を感じる事こそがその人の豊かさなのだと思うのであります。



利便性よりロマンを生きてるんですよ。




気持ち良くお買い上げありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。




最後にもうパワーリザーブ表示が口にしか見えない身体になりましたショットで締めでございます。

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ジャガールクルト マスターリザーブ ド マルシェ Q1488470 ステンレス37mm 正規Dバックル仕様 中古美品 ご成約。

どうも。


先日はジャガールクルト マスターリザーブ ド マルシェ Q1488470がご成約。


今回は当店初購入のお客様でございます。



昨年は時計の値上がりはすごかったですね。

ここぞとばかりに価格が上昇しました。特にジャガールクルトはあまりの定価の上昇ぶりに定価覚えてもすぐ変わるのでアテにならないなんて言うお客様もいらっしゃいました。


ちょっと前までリザーブドマルシエの39mmは113万円だった定価が157万円になりました。およそ1.4倍というところです。

賃金の伸び幅が少ないですし、為替の関係で日本のユーザーの方の上昇感覚はすごいことになっております。





私も最近気を付けているのがなるべく皆さんが手の届く範囲の価格帯の腕時計を置きたいということです。

これはスポーツにも言える事なんですが参入障壁が高くなり人口が減っていくと間違いなくその業界は廃れていくんですよね。

高すぎる初期投資を必要とする趣味は普及しにくいですから。





勿論元々レアな時計が好きなので店頭には怪物みたいな時計がたくさんあったりもするのですが、ホームページに掲載する商品はなるべく買いやすい価格帯のものを置きたいと考えております。


価格だけではなく価格と品質に=が付くものが好きです。

今で言えばジャガールクルト、パネライ、ロレックスの5桁スポーツの中古品なんかは耐久性とデザインと価格のバランスが良いかなと思っております。

特にジャガールクルトは定価が高い分中古品の値段のイニシアチブが非常に高く、置いておくとフラッとお客様が来て売れていく。

つまり市場に受け入れられている商材かなと思います。中古で買う満足度が高いのでしょう。


そして何回もの上下を繰り返し市場原理の元適正な価格がついていくものだと。





気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。




最後にジャガーは針の仕上げが左右違うんですショットで締めでございます。

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ロレックス サブマリーナノンデイト 14060 オールトリチウム X番 1993年 中古品 ご成約。

どうも。


先日はロレックス サブマリーナノンデイト 14060 オールトリチウム X番 1993年がご成約。


今回は当店初購入のお客様でございます。


「誕生年のロレックスが欲しいと思って」


今回のお客様は1993年生まれのお客様でして何度かご連絡を頂いておりましたが、店頭で時計を見て頂きご購入となりました。


お金も稼げるようになったし何か記念になるような大きな買い物がしたいとの事で今回は腕時計を買うということにされたご様子です。


やっぱり時計や車は節目の大きな買い物に選ばれる事が多いのでございますね。



でも非常に正解なのだと思うのが誕生年ロレックスを早い段階でご購入されたという事です。



1993年のトリチウムのノンデイトサブの美しい個体。
これは後々になればなるほど高くなってしまうと思うのであります。

普遍的なサブマリーナノンデイトというデザイン、今ではないトリチウムの文字盤、そして保証書もついてフルコマの個体となれば減っていくばかりであります。


そして付属品完品のロレックスヴィンテージ市場は何十年もかけて数多の売買を経て完成している市場でございます。


それは後ろ盾の強い歴とした「相場」と呼べるものであります。


なんだかよく分からない値付けに踊らされて急上昇、旧下落をしている「幻想相場」とは似ても似つかないものでございます。


好きな人同士が売ると買うを繰り返してこその相場形成なのでございます。
そうした地盤は固く、かつ手放す人が少ないので必ず供給過小となっていくのであります。


1016も5513も早い段階で誕生年ロレックスとして購入された方は今となっては数倍の値段になっております。



手放すつもりが無いのなら尚の事誕生年ロレックスは早めに抑えるのがお財布にも優しく、かつ良いものに出会える確率は高まるのでございます。




気持ち良くお買い上げありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。



最後に初ロレックスが誕生年ロレックスショットで締めでございます。

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チュードル クロノタイム 79160 黒×銀 オールトリチウム&オリジナル B番1992年頃 中古極美品 ご成約。

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します。



さて先日はチュードル クロノタイム 79160 黒×銀 オールトリチウム&オリジナルがご成約。



今回は当店初購入のお客様でございます。



クロノタイムのトリチウム前期型といえば玄人中の玄人が辿り着くようなそんなモデルでございます。


この時期のクロノタイムの特徴で言えばロレックス製の王冠マークの入ったリューズや、ROLEXロゴの入った裏蓋が採用されておりまさに製品でありながらロレックスの広告をも担っていた背景が伺えます。



製品としての品質をお客様に分かって貰い、チュードルを入り口としてロレックスを購入して欲しいというロレックスの戦略です。




製造部分はシークレットにしつつ、スポーツの大会のスポンサーに積極的になってみたり、日本では少ないですが1970~1990年の間には企業協賛モデルが数多く存在しております。ティファニーダブルネームなどはほんの一端でありまして数多くの企業と協賛モデルを製作しているのもロレックスの広告戦略でございます。



そしてこのチュードルクロノタイムにもそういったロレックスの広告への投資を感じる訳でございます。




そして何より今回驚いたのは今回のお買い上げは女性のお客様でございますが、チュードルのクロノタイムがずっと欲しかったとの事で販売した私も驚いているのでございます。




それこそ時計趣味20年の猛者!!みたいな方が買うのかと思いきや、お若いチューダー好きの女性の方がお買い上げでございます。


でもよくよく考えて見ると小さめのドレスウォッチを着けているよりも女性の方がトリチウムのクロノタイム前期型を着けている方が私としても二度見してしまう気が致します。


「センス抜群!!」とすれ違ったら思う事でしょう。



気持ちよくお買い上げありがとうございます。

今後ともよろしくお願い致します。



最後に完璧に女性が着けていたら二度見せざるを得ない、玄人チョイスなクロノタイムショットで締めでございます。

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オメガ スピードマスター42mm 310.30.42.50.01.002 黒文字盤 2022年12月 国内正規 保管コンディション品 ご成約。

どうも。


先日はオメガ スピードマスター42mm 310.30.42.50.01.002 黒文字盤 2022年12月がご成約。


今回は当店常連のお客様でございます。



スピードマスター42mmのバトン針手巻きモデルは文字盤の大きなデザイン変更は無いですが、様々なところを進化しながら50年以上もの間作り続けられております。


特にブレスレットの進化が顕著でございまして3573.50時代には棒をハンマーでたたいてピンをコマに挿入するピン式であったのに対して、今回の310.30.42.50.01.002は中にステンレスの棒を入れて両脇をネジで蓋をする両側ネジ、ピン分離タイプとなっております。


この様な変更をすることにより、コマ同士をつなぐピンが折れても両脇のネジを外して交換するだけで簡単に破損時に交換できますし、中に通っているピンの太さも以前より太くなって明らかにメンテナンス性と耐久性が向上したことが見て取れます。


ブレスレットの進化は非常に重要でして、長い年月使えば使うほど隠し切れないダメージを蓄積する部分ですので時計の精度以外に分かりやすく時計の真価を測れる部分だと思っております。


特にヴィンテージウォッチになればなるほど分かりやすくブレスレットはヨレて参りますので、今すぐというよりは10年、20年後のガシガシ使われた個体を見て初めて振り返って評価がされる部分です。

ロレックスやオーデマピゲなどブレスレットの時計が今も綺麗に残っているのを見るとやはり耐久性の高いブレスレットを作っているなぁと思うものです。



さらに言えばネジの太さ、ネジ山の耐久性などで言えば2~30年前はロレックス1強と言って差し支えないと思います。


2010年を超えてからさらに各社のブレスレットは進化。パテック社はネジからピン式にコマ調整を変更したり、オメガ社は今回の様に両ネジ、ピン封入型にしております。グランドセイコーなんかも今はこの方式ですかね。メーカー側にメリットが大きいのでしょうね。


そして今のブレスレットの結合方式で言えばオーデマピゲのネジ頭分離式の2分割ネジによる方式。これは本当に素晴らしいです。長い年月本当につかってもネジ式の宿命であるネジ折れも起きないでしょうし、ネジ頭がおおきくしてありトルクをかけてネジが回せるようになっている事、ネジ山がつぶれてもその部分だけ交換すればいいこと。

多分今のオーデマピゲはかなり長い年月を使う事を見据えて作っております。

ステンレススポーツウォッチは増えましたがこういう部分で差がついてます。


脱線しましたが、もちろんロイヤルオークとオメガでは商品の値段が違います。



限られた価格の中で、

・メンテナンス性の高いコマ連結方式

・バックルの根元で微調整可能なブレスレット

・バックルも剛性高く、ボタンの操作時も非常に安心感のある噛み合い



こういった見えない部分を進化させているスピードマスターは素晴らしいです。

きっと10年経ってもピンピンのブレスレットを保つことでしょう。





いつもお買い上げありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。




最後にいきなりご近所さんがスピードマスターを買いに駆け込んできましたショットで締めでございます。