どうも。
先日は【非売品】 パネライ マリーナミリターレ レフトハンド47 PAM00217世界限定1000本完全未使用デットストック品がご成約。
当店初購入のお客様でございます。
貴重な1本は以前から何度もこちらの非売品をご覧にいらっしゃってくださっていたお客様の下へ嫁いでゆかれました。
と言いますのも今回お買い上げのお客様、PAM00217を新品で1本目をお買い上げ、2本目は中古を買い、パネライ本社にて新品ケースの製造を依頼、そして今回が3本目のお買い上げということです。
まさに筋金入りのPAM00217ファンのお客様なのでございます。
私個人としても行くべき場所に行ったな、という思いでございます。
このPAM00217は1000本限定で数もそこまで少なくないのに何故こんなにも人気があるのか。
それは時代背景にあります。
今では想像も出来ないと思いますが一時パネライは正規店でステンレスのシンプルモデルが在庫が無いぐらい売れていた時期がありました。
今のロレックスの様な感じですね。
その中でも別格の扱いだったのがPAM00127(1950本)、PAM00217(1000本)、PAM00232(1938本)、PAM00249(1936本)と呼ばれる47mmステンレスのオリジナルオマージュ軍団なのです。
スペシャルエディションとして古き1950年以前のパネライを復刻生産したものですね。
今でこそ有名なルミノール1950も原型はPAM00127から始まったデザインでございます。
どれも1000本以上生産しているのですが即売れ、そして定価以上での取引があった時代でございます。
その中でもやはり少ない本数だったのがPAM00217の1000本ではないでしょうか。
47mmシリーズのリミテッドステンレスの中ではダントツに少ない1000本という本数が市場での少なさを生んでいるのだとも思います。
今のパネライが1000本の限定を作っても売れ残ってしまうでしょう。もうこの時の様な熱狂的なパネリスティの空気を生むことはちょっと難しいかな、と思います。
時代背景までひっくるめてのPAM00217なのでございます。
お買い上げありがとうございます。
出来れば腕に乗せて実際に動かしてあげてください。
長年止まっていた時計なので。
最後に納品の時にロレックス着けてきちゃって、もっと違う時計が良かったかなぁ?と悩むオーナー様の歓喜のショットで締めでございます。
ロレックス エクスプローラーII 16570 オンリースイス白文字盤 A品番 1999年 中古付属完備品 ご成約。
どうも。
先日はロレックス エクスプローラーII 16570 オンリースイス白文字盤 A品番 1999年 中古付属完備品がご成約。
今回は当店初購入のお客様でございます。
「箱も保証書もタグも揃っているのが好き」
はい。
私も好きです。
付属品までしっかりとしている腕時計は不思議と個体も綺麗なものが多いですね。
5桁のロレックスも良いモノはどんどん減って参りました。身近だった16610や16570ももう廃盤になってから10年も経つのです。
私なんかM番やV番あたりの2008年~2010年ぐらいのロレックスなんかまだまだ新しいくらいの感覚がありますけど10年前なんですよね。
本当にこうやって5513や1655なんかもアンティークになっていたのだと実感します。
さぁそして今回の1999年16570は付属品は文句無く、文字盤もオンリースイスで1年のみの製造です。
実はこのあたりの20年選手の5桁スポーツは選んで買える最後の時期なのかもしれないなぁと思います。特に付属品パーフェクト個体は本当に減ってますので。
ロレックスの流行りって気が付いてる方も多いかもしれませんが、
現行→旧型→現行→旧型→気が付いたらどっちも旧型→現行→旧型
この流れをもう30年ぐらいずっと繰り返してます。
この「気が付いたらどっちも旧型」時期を超えると加速度的にモノが無くなります。
ヴィンテージロレックスを直接買う人もいらっしゃいますし、セミヴィンテージロレックスを寝かせて育てる方もいらっしゃいます。
何にせよ、欲しいモノは買えるうちに、鉄則でございますね。
気持ち良くお買い上げありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
そしてこの時また来週お客様と再び熱き時計談義を繰り広げる事になるとは店主は知る由も無いのでありました。
最後に納品前のボックスショットで締めでございます。
パネライ ルミノールマリーナ44 ベネツィア限定 PAM00540 100本限定 2012年 ノンポリ中古極美品 ご成約。
どうも。
先日はパネライ ルミノールマリーナ44 ベネツィア限定 PAM00540がご成約。
今回は当店常連のお客様でございます。
「腕時計のご当地モデル」
いわゆる地域限定で販売されるモデルでございますね。
東京ならオメガの東京オリンピックスピードマスターやスピードマスターミツコシ、イギリスならハロッズ限定のブラックベイ、アメリカならティファニーダブルネームやNBAコラボウォッチなども有名です。
今では少なくなりましたが腕時計の地域限定モデルって実は日本から遠い場所のモノほどここまでインターネットが発達してるのに全然情報が無かったりします。
アルゼンチン限定の時計とかなんかは日本の方は全然ピンときませんね。
イギリス王室系の時計も凄まじいレア品があったりしますね、お金出せば買える時計じゃなく、もう文化遺産みたいなやつです。そのあたりが本当のレアものかなと思ってます。
さて話は戻ってパネライのご当地限定モデル。これがまた非常にユニークでして各国の有名な風景や慣習が裏蓋に刻印されております。
フィレンツェモデルにはフィレンツェ本店の昔の玄関が描かれていたり、サウジアラビア限定には2本の剣が描かれています。ニューヨークは自由の女神ですし、パリ限定はエッフェル塔ですね。
銀座は何故か漢字で銀座と描かれています。でもパネライの裏蓋に漢字が入るのは稀なので後年評価されそうな気がします。
そして今回のヴェネツィア限定にはサンマルコ広場という世界一美しいと呼ばれる広場の風景が描かれています。
007のカジノロワイヤルのラストシーンでも有名なヴェネチアの美しい風景を切り取った1本ですね。
時計を見てその地域に思いをはせるのも浪漫だと思いますし、その場所に里帰りさせてあげるのも粋でしょう。
こういった手頃でキャッチーなユニークピースがどんどん減り、はちゃめちゃな定価のトンデモ限定ばっかりの時計業界にならない事を祈るばかりであります。
いつも即決ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に明日の午前着に間に合わせますよ!ボックスショットで締めでございます。
ロレックス サブマリーナデイト 116610LN 2019年3月 ノンポリ中古極美品 ご成約。
どうも。
先日はロレックス サブマリーナデイト 116610LN がご成約。
今回は当店常連のお客様でございます。
サブマリーナ。
もう今までに何本販売した事でしょう。
20年前は「初任給握りしめて買いに行く」
10年前は「ボーナスが出たのでサブマリーナ」
そして今は「200万円になる前に買わないと」
こんなサブマリーナを買う方のセリフを聞いていると世の中を如実に反映しているなぁと感じます。
オメガのスピードマスターで機械式腕時計に入門して、2本目にサブマリーナを買ってみるそんな方も以前は多かったのではないでしょうか?
ある種機械式腕時計シーンにおいて誰もが聞いた事があるビッグネームがサブマリーナだと思います。
そしてその立ち位置も「ちょっと背伸びして買う時計」から
「頑張って買う時計」に変化していった様に感じます。
ビックマック指数ならぬサブマリーナ指数ですね。
一体この先はどうなって行くのか?
私は会社の先輩に連れられて後輩がお店にサブマリーナを買いに来る。そんな光景がまた見れることを願ってしまうのであります。
という事で永遠の定番が1本あってもいいよね?という事でお買い上げ頂きました。
いつもお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後にこれから仕事だから今日は着けないで帰るよショットで締めでございます。
ロレックス サブマリーナノンデイト 14060M Y番 2005年 正規付属品充実中古美品 ご成約。
どうも。
先日はロレックス サブマリーナノンデイト 14060M Y番 2005年 正規付属品充実中古美品 がご成約。
今回は当店初購入のお客様です。ご紹介で当店へお越しいただきました。
ちょうどこのサブマリーナの製造年にご商売を始められたとの事で思い入れのある年代のサブマリーナをお探しになっていたとの事でした。
いつの間にか当たり前の様に溢れていたサブマリーナノンデイト14060も条件を絞っていくと徐々に数が減ってきております。
5513もこんな感じでアンティークになっていったのだと思います。
ロレックスの過去モデルに言える事は気が付くと無くなっていた。この一言に尽きると思います。
特に付属品や状態にまでこだわって探していると意外と希望に近いモノは少ないのが現実でございます。
そして納品前のチェックにて過去の正規品のロレックスを見て思いますのが付属品の非常に多い事。
そして私は今回の商品の様に封筒まで保存している様な個体が大好きです。
付属品や時計の状態を見ればおのずとどんな人がその時計の持ち主であったかが分かります。
きっと大事にされてきたのだと。
気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に正規品の完品はすごい付属品がたくさんボックスショットで締めでございます。
カルティエ バロンブルードゥカルティエ 青文字盤 WSBB0061 2022年3月 ノンポリ中古極上美品 ご成約。
どうも。
先日はカルティエ バロンブルードゥカルティエ 青文字盤 WSBB0061 2022年3月 ノンポリ中古極上美品 がご成約。
今回は当店常連のお客様でございます。
今回は珍しくカルティエの腕時計を扱いました。
理由としては実物の質感が良かったから、という事でございます。
メーカーの公式写真と実物の質感にかなりの差がある時計だと個人的に思いました。
バロンブルーシリーズはかねてから存在していたカルティエのヒット商品ですが2021年にマイナーチェンジが加わり現在の形になりました。
文字盤中央がギョーシェ彫りになっているのが旧型、新型は文字盤全体がサンレイ仕上げになっております。
そして私が注目したのは外装の鏡面仕上げでございます。ケースに関してはほとんど全ての部分が鏡面仕上げとなっておりまして時計全体の7割ぐらいが鏡面仕上げでは無いかと思うぐらいの鏡面部分の多さでした。
そしてジュエラーらしく鏡面の美しい事。
実物は遠目からでも分かる高級感ある光沢でございました。
もっと色々な時計に目を向けなければ、と思わせてくれる1本でございました。
いつもお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に光沢はこんな感じでしたショットで締めでございます。
オメガ シーマスター アクアテラ イエローゴールドモデル 2104.30 新ギャランティ 中古極美品 ご成約。
どうも。
先日はオメガ シーマスター アクアテラ イエローゴールドモデル 2104.30がご成約。
今回は当店初購入のお客様でございます。
今回お買い上げのお客様はイエローゴールドウォッチが非常にお好きだという事で店頭で時計をご覧になられて即決して頂きました。
やはり休日に気分を上げるには無垢ウッォチでございますね。
販売したオメガ シーマスターは傷の入りやすい18金ながら非常に美しいコンディションでございまして、特にベゼルの鏡面部分は光を跳ね返してピカピカと光っておりました。
革ベルトでも楽しみたいということで、秋口にはダークブラウンのベルトなどを合わせても絵になると思います。
イエローゴールドの無垢ブレスでもいいですし、今は革ベルトの販売業者さんも増えてベルトのバリエーションも非常に豊かでございます。
個人的に最近はゴールドの時計にはグレーのスエードベルトなども相性が良く、さわやかな見た目に仕上がると思います。
色々と実験なさって頂ければと思います。
気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に美しいゴールドリストショットで締めでございます。
ショパール アルパインイーグル41 ラージ 298600-3001 青文字盤 2020年 ノンポリ中古美品 ご成約。
どうも。
先日はショパール アルパインイーグル41 ラージ 298600-3001 青文字盤 2020年 ノンポリ中古美品 がご成約。
今回は当店常連のお客様でございます。
さて、今回お買い上げのお客様はかなり前から時計趣味をなさってらっしゃったのですが2019年から続くコロナ渦の影響で一時は全ての時計を手放してしまう瞬間がございました。
大好きなお時計を手放さなくてはいけなかった心境を想像すると胸が痛くなります。
しかしそれからもめげずにお仕事に邁進された結果、今では毎朝時計を選べるように本数も増えて来たご様子です。
やはり男性にとって腕時計はオモチャであったり、やる気の源であったり、礼儀としての装いであったりとただの時間を見る道具以上の価値を持つ場合があります。
ですから時計選びは真剣ですし、純粋な時計ファンとして近年発売されたアルパインイーグルは一度は着けてみたい腕時計なのでしょう。
欲しい時計を選びながら生き生きと笑っているお姿を見ると販売している私も嬉しいのであります。
いつも気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後にジェントルでお買い上げの時計と共に純増ショットで締めでございます。
パネライ ルミノールマリーナ オートマティック PAM00104 J品番 2007年 中古品 ご成約。
どうも。
先日はパネライ ルミノールマリーナ オートマティック PAM00104 J品番 2007年 中古品がご成約。
今回は当店常連のお客様でございます。
PAM00104と言えばオートマティック&日付表示モデルとして長らくパネライの屋台骨を支えていたモデルでございました。
中古市場でもよく見かけるモデルでしてまさにオーソドックスという言葉が相応しいモデルでございました。
私も以前は限定モデルやレフトハンドモデルなど奇抜なモデルばかり好みましたが、年齢を重ねるにつれ自分の持つアイテムがオーソドックスなものになっていくのを感じております。
最近特にオーソドックスなモノで感動したのがマルタンマルジェラの「八の字ライダースジャケット」です。
発表されてから20年以上経つ洋服ですが毎年僅かなマイナーチェンジを加えながら同じデザインで毎年販売されております。
そしてそれでも色褪せない魅力。
流行りすたりに左右されず定番として存在しているアイテムのデザインの素晴らしい事。
若き頃には定番と敬遠したモデルの凄さに気付いていくばかりであります。
長く使うには間違いの無いチョイスだと思います。
いつもお買い上げありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
最後に50年後にもきっと存在しているフェイスショットで締めでございます。
ゼニス エルプリメロ クロノマスターオープングランドデイト 03.2160.4047/01.C713 2014年正規ノンポリ中古極美品 ご成約。
どうも。
先日はゼニス エルプリメロ クロノマスターオープングランドデイト 03.2160.4047/01.C713 がご成約。
今回は当店常連のお客様でございます。
ロレックスという時計は最も知名度のある時計であり、最もアンチの多い時計でもあります。
ロレックスを好きな方の理由もそれぞれなら、嫌いな方の理由もそれぞれなのだと思います。
しかし客観的に見てロレックスほど腕時計のスタンダードを作り上げてきたメーカーもございません。
エクスプローラーIは現代時計デザインの礎となり、機械式時計の信頼を築き上げてきたのもロレックスの大きな仕事だと思います。そして間違いなくオーバーホールされた機械式時計の個数は世界一であろうと思います。その為ムーブメントの摩耗や試験的な部品のトライ&エラーの工数も世界一でしょう。
私もよくロレックスの印象について店頭で聞かれる事があります。その時の私の思う最適回答は
「好き嫌いは置いといて王道の性能やデザインを知ることが他の時計メーカーとの比較基準となり、より時計趣味を楽しめる審美眼を養うことになると思う。」
でございます。
何が言いたいかと申しますと、今回ゼニスをお買い上げのお客様は長らくロレックスファンの方でございます。
ですからゼニスのクロノマスターオープンを身に着けて一体どんな部分が優れていて、一体どんな部分が弱点なのかそれを理解したうえで楽しめているところ、それが傍から見ていて時計趣味のより楽しいゾーンに踏み込んでいるなと感じるのでございます。
優劣を着けるのでは無く、どの場面でどちらが活躍するのかそうやって朝時計を選ぶ行為も時計趣味の楽しみの一つなのだと思います。
いつもお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に着けてみて試してみてそうやって世界は広がっていくショットで締めでございます。