どうも。
先日はパネライ ルミノールマリーナ デディケイテッドトゥチャイナ PAM00367がご成約。
どうも。
先日はパネライ ルミノールマリーナ デディケイテッドトゥチャイナ PAM00367がご成約。
どうも。
先日はロジェデュブイ エクスカリバー45 DBEX0724 日本限定88本がご成約。
今回は当店常連のお客様です。
ロジェデュブイのエクスカリバーのチタンモデルは本当に着け心地が良いです。
45mmとは思えない圧倒的な軽さに、サラッとした触り心地のラバーベルト。
そもそもこの時計を買おうとお店に来たわけでは無かったのですが、まさかの衝動買いです。
夏にサクッと着ける時計を探していたみたいで、たまたま試着してみたところグッと来てしまったんだとか。
その上シリアルナンバーが素晴らしい事がダメ押しでございました。
お買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に美しい文字盤をもう一度ショットでございます。
どうも。
先日はパネライ ルミノール1950 レフトハンド 47mm PAM00557 がご成約。
今回は当店初購入のお客様でございます。
ポールニューマンからパテックフィリップのコンプリケーションまで時計歴50年のお客様。
ぐるぐる何周もしたところで今は気になったものを着けて遊んでいるのだとか。
たまたま見かけたパネライが素敵だったので今回はパネライにご興味を持たれているそうです。
そうやって直観に任せて時計で遊べるのも長年時計趣味をやり続けて来たからなのでしょう。
大変気にいって頂けている様で早速次のパネライを探す宿題も頂けました。
張り切って探していきたいと思います。
お買い上げありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後にアップルウォッチ着けてるからこのまま持って帰るねのボックスショットでございます。
どうも。
先日はチューダー ブラックベイ グリーン 79230G イギリス ハロッズスペシャルエディション 2018年初期シリアル中古美品がご成約。
当店大常連のお客様でございます。
今回のテーマは夏の普段使い用の3針デイト無しの時計が欲しいという事でしたが、
「できれば少し変わったものがいい」
との事でした。
意外と探してみると3針デイト無しの時計でユニークなものって少ないんですよね。
デイトが付いていたり、ブレスレットが革だったりと。
という事で会議した結果今回のTUDORのハロッズ限定ブラックベイとなりました。
王道なブラックベイという形ですがイギリスのハロッズのみでの販売というところで、王道でありつつ希少性もある、そんなチョイスになったと思います。
緑の時計が初の仲間入りなので、今度は緑色のスニーカーが欲しくなったりしちゃうのでは!?
と店主もニッコリ妄想中でございます(笑)
いつもお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後にライムカラーベゼルにアンティークフェイスは時計ファンならグッときますよねリストショットでございます。
どうも。
何名かのお客様から昔みたいに記事を書いていた頃みたいに解説書いてよ、とのご要望を受けましたのでコロナ期間中で時間もあることですし、
GenTleらしいマニアックな時計の解説をしていこうと思います。
初回のご紹介はパネライ ルミノールレフトハンド44 PAM00115でございます。
個人的にルミノールレフトハンドはPAM00022、PAM00115、PAM00557と3本ほど所有していた経歴も有り物凄く思い入れのあるモデルとなります。
2000年代初頭のパネライブームは本当に凄まじく、ロレックスの様にプレ値になっているパネライがいくつもありました。
デカ厚という文化がまだ浸透していなかった時代に突如44mmのドデカい時計が現れてそれも、日本と親和性の高いイタリアのデザインものでしたから。
時代の風雲児達がこぞってパネライを着けていたのを思い出します。
何せパネライのステンレスモデルがどこも売り切れでブティックで定価で買えない時代さえありました。驚きますよね。
その中でも元祖レアパネライといえば私的にはこの「ルミノールレフトハンド」なのです。
はじめにパネライのモデルに対して「レア」という言葉を私が使う際の感覚のご説明です。
まず「レア」という定義ですが、パネライに関しては個人的に「総生産本数」が1000本以下が最低限の定義だと思っております。
かつてはフランスのパネライファンサイト(7年前くらいに閉鎖してしまった)でみんながデータを持ち寄りパネライの年間生産本数と総生産本数をデータ化したサイトがありました。
多分このサイトを聞いてピンと来た方は相当なパネライ好きです。店主と1時間ぐらい話せるタイプの人だと思います。
本当のパネライ馬鹿(褒め言葉)達は夜な夜なこのサイトを見ながら、各モデルの世界での流通数をカウントして客観的に珍しいパネライのモデルを把握していた様に思います。
ルミノールレフトハンド PAM00115 で言えば 200本、300本、300本の3年間合計800本生産だったと思います。
ソースはそのフランスのサイトと私自身がかつて書いていた時計のブログですね。後は買い取った際にいつもチェックしているので(笑)
よくパネライの販売サイトに年生産○○本などと書いてありますが、それだけでは不十分です。
というのもパネライの中では10年以上継続して生産するモデルもあり、年生産が3000本でも10年以上生産して結果的に3万本以上個体が存在しているものも数多くあります。
まずパネライのレア度とは明確に限定本数が記述されているもの以外は「年生産×生産継続年数」によって決まります。
私個人で言えばその総数が1000本以下でレア、生産が少ないといえるのは生産総数がせいぜい2000~3000本まででしょう。
それ以上の本数が生産しているのに「レアもの」なんて説明に書かれていると一体どのあたりがレアものなのだろう?レアものという言葉の安売りだな、と思っております。
今現在のパネライの1年の生産能力が75000本ほどですから今現在にあてはめても作られる時計の1パーセントにも満たない製造数です。
したがって私が言っているレアとはPAM00115が通常のパネライのモデルの1/5~1/10ほどの総数しか無いという客観的な点からです。
続いて中身のムーブメントについてですね。このあたりは私は接客ではあまり話さないところですね。
こういう機械好きの話ってすごく楽しいか、興味が無い人によってはただの苦痛でしかありません。
ですので私はあくまでも聞かれたら答えるというスタンスです。
PAM00115はOP XIと呼ばれるスウォッチグループETAのETA6497-2というムーブメントを徹底的にカスタム搭載しております。
今でこそ自社ムーブメントの割合が多いパネライですがリシュモングループ加入後の2000年からのムーブメントをほとんど他社から購入している2006年頃までは今では考えられないくらい色々なメーカーの機械が入っております。
2006年以前のパネライはロレックス、ジラールペルゴ、ゼニス、ブレゲ、などなど名だたるメーカーの機械が入ったモデルもありまして実は自社ムーブメント製造が始まる前のパネライの中身はかなり面白いことになってます。
メーカーが公式にロレックスの機械を使っているとして製品を販売したのもパネライぐらいでしょうか。
そのぐらい2006年までのパネライの機械はコラボ祭りとなっております。
さて話を戻しまして、ETA6497-2という機械を搭載しているPAM00115 OP.XIですが、特にこちらの場合ベースのムーブメントもいわゆる汎用ムーブメントと呼ばれる普及品ですので珍しいものではありませんが、とにかくパネライが原型が無いほどカスタムしております。
左側が完成品、右側がカスタム前ですね。そもそも形が変わってるし、テンプの調速機構も追加されてます。
一概にETA社の機械を使っているからといって一括りに評価するのは早計です。
地板や見える部分も全て装飾を施しておりまして裏スケルトンとしても元のムーブメントよりも遥かに美しい美観になっております。
それに元の6497-2のパーツ数が70個以下だったと記憶しているのですが、とにかく単純構造である為、ノーメンテナンスの20年前のルミノールマリーナが平然と精度が出て普通に動いてたりします。このあたりはロレックスに通ずる所がありますね。
ロレックスのデイトジャストが総数120パーツほど、オーデマピゲなんかはどの時計も総数200パーツ超えですのでいかに単純な構造なのかがわかります。ただし長期に使用する場合単純構造というのは修理のしやすさ、故障発生個所の少なさに直結致しますのでマイナス要素とは限らないのです。
そしてとにかくロレックス、オメガ、パネライあたりの3針時計はとにかく頑丈です。
実際に時計販売を長年行っておりますと本当に予想外の部分が壊れたりします。B社なんかはブレスレットがリコールものの作り(接着剤で付けただけ)みたいな時計もありますし、F社なんかはローターがすっぽ抜けて内部でネジが散乱したり、時計の寿命自体を脅かす致命的な故障が発生します。
パネライはそれが少ない。
パネライの修理で実は多いのがリューズ周りの小さなトラブルです。
竜頭とつながっているオシドリという部分のネジが緩みやすいという点があるのですが、それはオーナーが竜頭操作を優しく行うというところである程度ケア出来る故障になりますから使い方を気を付けて頂ければとにかく長く使える機械なのです。
そしてベースのETA6497-2は世界中の時計修理業者が必ず1度は触った事がある、時計修理学校でもすぐに触るような機械ですからどこでも修理できるのもこの機械の強みでもあると思います。店主の私も組み上げを行ったこともあります。
PAM00115はレアなモデルでありながら少数パーツによって構成されている頑強なムーブメントを持ち、なおかつメンテナンスも今後もあらゆる場所で出来るであろう長きに渡る相棒としてはこの上ない1本なのであります。
最後に文字盤についてです。
パネライの時計の接客でよく聞かれるのが「同じように見えるのになぜ値段が違うの?」という事です。
簡単に答えると「同じように見えるのに作り方とコストが全然違うから」です。
分かりにくいとは思いますがパネライには6の数字が繋がっているモデルとそうでないものがあります。
一概に全部とは言えないのですが左はPAM00115の文字盤、右側が自動巻き仕様、定価安めのパネライの文字盤です。
注目して欲しいのは6の数字の繋がりだけでは無く、左は数字の部分の高さが低い事、右は数字の部分がもっこりと盛り上がっているところです。
左の画像は通称流し込み文字盤と呼ばれておりまして、右側は盛り夜光文字盤となっております。
パネライはどれも文字盤のデザインは同じようなモノですが製造方法が異なります。
大まかに「流し込み文字盤」「サンドイッチ文字盤」「盛り夜光文字盤」に分かれております。
当然文字盤の製造方法の違いからコストの差が生まれます。
盛り夜光文字盤は平面の板に数字の形に夜光塗料を乗せるから最も大量生産に適しておりますし、コストが安めなのだと思います。
流し込み文字盤は一度数字の形に金属を彫り込みますし、サンドイッチダイアルは名前の通り2枚の文字盤を用意して夜光塗料を挟み込む様な形で文字盤を成型しておりますので当然ながらコストは高くなります。
定価の安いモデル特に定価アンダー60万円モデルには「盛り夜光文字盤」されることが多いと思います。
個人的には流し込み文字盤とサンドイッチ文字盤の評価がパネライファンからは高いような気がしてます。
サンドイッチ文字盤じゃないと絶対イヤ、という方もちらほらいらっしゃいます。
今後パネライを買う際は数字の6の繋がりや文字盤の作りなどにも注目してみてくださいね。
ちなみにパネライのレフトハンドモデルは竜頭が逆側にあるので左手に着けると手の甲に当たらないという超実用モデルでございます。個人的にはこの理由がこのパネライを選び続けてきた理由です。
今回のまとめ
①PAM00115は生産本数1000本以下の少数生産
②PAM00115のOP.XIムーブメントは頑丈、ETA輸入品をめちゃくちゃカスタムしてる。メンテンスもイージー。
③流し込み文字盤というコスト高な文字盤を採用
という3点推しとなっておりますので、パネライ選びが気になる方はいつでも相談してください。
ではまた。
GenTle店主
どうも。
先日はカールFブヘラ パトラビ スキューバテック 00.10632.23.33.21 がご成約。
当店初購入のお客様でございます。
「ブランドに縛られず、良いダイバーズウォッチが欲しい」
という事で今回はご縁がありまして当店でカールFブヘラのご購入となりました。
実はカールFブヘラのスキューバテックは個人的にカッコいいと思っている時計でございまして、これで2本目の販売となります。
瞬時に長さが変更可能なバックル、ミリ単位で瞬時に調整が出来るので非常に重宝します。
文字盤には無数のマンタの模様が刻印されておりまして、同価格帯のダイバーズと比較しても非常に仕事をしている1本なのであります。
なかなか中古市場で見る機会は無いですからお探しの方と出会えて店主も嬉しい販売でございました。
時計は自分を映す鏡ですから、個人個人のこだわりを反映させていきたいですよね。
気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に爽やかなダイバーズウォッチでリストショットでございます。
どうも。
先日はROLEX エクスプローラーI 214270 未使用品がご成約。
当店でいつもお買い上げの常連のお客様でございます。
私は36mmエクスプローラーIが好きです。
本当のところ39mmにエクスプローラーIがサイズ変更になった時には膝から崩れ落ちました。
でも体格の大きな方からすれば39mmエクスプローラーIは待望のサイズだったのでは?と考えるとメーカーが提供する新たな価値観に理解を示す事もファンとしては必要なのかな、と思っております。
世界的に時計はケース大型化の流れでございました。各メーカー主要サイズを40mmオーバーに照準を合わせておりましたし、実際にウブロやパネライという大径フェイスの時計の売れ行きは非常に良かったものです。
そう考えると時代の流れともにエクスプローラーIが大型化したのもロレックス社の冷静な判断であったのかな?とも思います。
とはいえ今回の様に今までエクスプローラーIに興味が無かった方が大型化したことにより興味を持って頂けるのは時計界の一員としては嬉しい事です。
派手な時計、多機能な時計などなど色々ございますが、ふとした瞬間に手に取る時計としてのエクスプローラーIのの使い勝手の良さはそれはもう別格でございます。
最低限の機能とデザインで時計としてここまでアイデンティティが際立っている時計は珍しいのでは無いでしょうか。
時代とともに進化してきたエクスプローラーIという時計がいつまでもロレックスのベストセラーである事を願っております。
いつもお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に会計がスピーディー過ぎて撮影を忘れてしまいましたショットでございます。
どうも。
先日は希少品 ロレックス×フラグメント×バンフォード 114270 ブルーアラビア 世界限定20本 中古品がご成約。
当店初購入のお客様でございます。
今回はホームページ掲載してすぐに「明日見に行きます。ずっと探していた時計です。」と熱いメールが。
「1本だけ、一生使う時計を考えて買いたい。」
というお客様。
ファッションがお好きで、店主と同じ裏原ストリートの文化を見て育った世代。
今でこそスニーカーストリートになってしまいましたが、15年前の原宿には日本独自の進化を遂げたファッションの聖地がございました。
そのストリートのカリスマがfragmentdesignの藤原ヒロシ氏ですね。
このロレックス×fragmentdesignの時計はただの時計じゃないんです。その当時のストリート黄金時代を今に伝えるファッションアイテムなのです。
そしてこの1本こそがオーナー様が探し続けていた至高の腕時計なのでした。
時計とは渡さない名刺であり、その人をその人以上に語るものでございます。
同世代ならばこの時計を見て反応せずにはいられない。お好きなんですね?と。
時計選びの美学は人それぞれ、でも巡り会うべくしてオーナーと時計は惹かれ合ってしまうものです。
価格応談の時計を値段も聞かずに買いに来てしまうオーナー様。
稀代な時計は豪胆なオーナー様の下へとお嫁に行きましたとさ。
お買い上げありがとうございました。
2本目は無いかもしれませんが、あるかもしれませんね。
PS.フラグメントのスターバックスコーヒーありがとうございました。勿体なくて飲めないので店頭に飾らせていただきますね!
どうも。
先日はパネライ ラジオミール1940GMTパワーリザーブ ”メディテラネオエディション” 世界限定388本がご成約。
当店常連のお客様でございます。
大きな内部改革があったパネライ社。新生パネライが打ち出した新たな限定モデルがこのメディテラネオエディションでございます。
内側から外側にかけてグラデーションがかかったブルー。
何度も見たくなるような美しい文字盤でございました。
古参のパネライファンというよりは新世代のパネライユーザーへ向けた1本でしょうか。
メーカーも日々変化するファン層にあわせてどんどん進化していく必要があります。
新体制のパネライは今までに無いデザインを打ち出しておりますが、どういう「パネライ」を作って行くのかが楽しみです。
個人的には中古市場においてはムーブメントと故障率という観点で考えればパネライは恐ろしくコストパフォーマンスの高い個体です。
パネライは軽めの故障はあってもETA社のムーブメントをカスタムして入れたものも含めて大きな故障が少ない特徴があります。
長期使用した後のコンディションで言えばロレックスに次いで丈夫な印象です。
今年は去年の強烈なロレックス1強の流れから、各社へユーザーが移り変わっていく流れだと思います。
そういう受け皿としての存在になり得るパネライにも大いに頑張って頂きたいと思います。
今回も気持ちよくお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に青いグラデーションが美しいリストショットで締めです。
どうも。
先日はオメガ スピードマスターデイト 黒 3513-50 中古品がご成約。
当店初購入のお客様でございます。
遠方より初めての自動巻き時計を購入しに当店までいらっしゃって頂きました。
やっぱり初めて機械式時計を触る人にとってクロノグラフやら日付のチェンジという作業は未知の世界なのでございます。
時間をかけてゆっくりとご説明させて頂きました。
何が嬉しいかと言えば、また新たに機械式時計ユーザーが誕生した事でしょうか。
クォーツ時計もスマートウォッチも機械式時計と言うカテゴリーを浸食する事は出来ませんでした。むしろスマートウォッチを入り口として時計を着ける習慣が無かった方が時計を着けたことにより、機械式ユーザーは増加したと言っても過言ではありません。
これは時間を読むという行為が簡単に行えるという事がいかに便利な事象であるかという事を指していると思います。
どんなに機能が進化しようが、時間を瞬時に確認するという事をはるかに凌駕する機能は少ないという事なのでしょう。
そして出来るならば自分の主義、趣味を投影した洗練された道具で時間を知る事が生活のクオリティを1つ上げる事に繋がるのかな、と思います。
どんな時も電池を必要とせず黙々と動き続ける機械式時計の便利さを体感して頂ければと思います。
遠方よりご来店&お買い上げありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。