どうも。
先日はロレックス サブマリーナノンデイト 14060 オールトリチウム X番 1993年がご成約。
今回は当店初購入のお客様でございます。
「誕生年のロレックスが欲しいと思って」
今回のお客様は1993年生まれのお客様でして何度かご連絡を頂いておりましたが、店頭で時計を見て頂きご購入となりました。
お金も稼げるようになったし何か記念になるような大きな買い物がしたいとの事で今回は腕時計を買うということにされたご様子です。
やっぱり時計や車は節目の大きな買い物に選ばれる事が多いのでございますね。
でも非常に正解なのだと思うのが誕生年ロレックスを早い段階でご購入されたという事です。
1993年のトリチウムのノンデイトサブの美しい個体。
これは後々になればなるほど高くなってしまうと思うのであります。
普遍的なサブマリーナノンデイトというデザイン、今ではないトリチウムの文字盤、そして保証書もついてフルコマの個体となれば減っていくばかりであります。
そして付属品完品のロレックスヴィンテージ市場は何十年もかけて数多の売買を経て完成している市場でございます。
それは後ろ盾の強い歴とした「相場」と呼べるものであります。
なんだかよく分からない値付けに踊らされて急上昇、旧下落をしている「幻想相場」とは似ても似つかないものでございます。
好きな人同士が売ると買うを繰り返してこその相場形成なのでございます。
そうした地盤は固く、かつ手放す人が少ないので必ず供給過小となっていくのであります。
1016も5513も早い段階で誕生年ロレックスとして購入された方は今となっては数倍の値段になっております。
手放すつもりが無いのなら尚の事誕生年ロレックスは早めに抑えるのがお財布にも優しく、かつ良いものに出会える確率は高まるのでございます。
気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に初ロレックスが誕生年ロレックスショットで締めでございます。
カテゴリー: 未分類
チュードル クロノタイム 79160 黒×銀 オールトリチウム&オリジナル B番1992年頃 中古極美品 ご成約。
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
さて先日はチュードル クロノタイム 79160 黒×銀 オールトリチウム&オリジナルがご成約。
今回は当店初購入のお客様でございます。
クロノタイムのトリチウム前期型といえば玄人中の玄人が辿り着くようなそんなモデルでございます。
この時期のクロノタイムの特徴で言えばロレックス製の王冠マークの入ったリューズや、ROLEXロゴの入った裏蓋が採用されておりまさに製品でありながらロレックスの広告をも担っていた背景が伺えます。
製品としての品質をお客様に分かって貰い、チュードルを入り口としてロレックスを購入して欲しいというロレックスの戦略です。
製造部分はシークレットにしつつ、スポーツの大会のスポンサーに積極的になってみたり、日本では少ないですが1970~1990年の間には企業協賛モデルが数多く存在しております。ティファニーダブルネームなどはほんの一端でありまして数多くの企業と協賛モデルを製作しているのもロレックスの広告戦略でございます。
そしてこのチュードルクロノタイムにもそういったロレックスの広告への投資を感じる訳でございます。
そして何より今回驚いたのは今回のお買い上げは女性のお客様でございますが、チュードルのクロノタイムがずっと欲しかったとの事で販売した私も驚いているのでございます。
それこそ時計趣味20年の猛者!!みたいな方が買うのかと思いきや、お若いチューダー好きの女性の方がお買い上げでございます。
でもよくよく考えて見ると小さめのドレスウォッチを着けているよりも女性の方がトリチウムのクロノタイム前期型を着けている方が私としても二度見してしまう気が致します。
「センス抜群!!」とすれ違ったら思う事でしょう。
気持ちよくお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願い致します。
最後に完璧に女性が着けていたら二度見せざるを得ない、玄人チョイスなクロノタイムショットで締めでございます。
オメガ スピードマスター42mm 310.30.42.50.01.002 黒文字盤 2022年12月 国内正規 保管コンディション品 ご成約。
どうも。
先日はオメガ スピードマスター42mm 310.30.42.50.01.002 黒文字盤 2022年12月がご成約。
今回は当店常連のお客様でございます。
スピードマスター42mmのバトン針手巻きモデルは文字盤の大きなデザイン変更は無いですが、様々なところを進化しながら50年以上もの間作り続けられております。
特にブレスレットの進化が顕著でございまして3573.50時代には棒をハンマーでたたいてピンをコマに挿入するピン式であったのに対して、今回の310.30.42.50.01.002は中にステンレスの棒を入れて両脇をネジで蓋をする両側ネジ、ピン分離タイプとなっております。
この様な変更をすることにより、コマ同士をつなぐピンが折れても両脇のネジを外して交換するだけで簡単に破損時に交換できますし、中に通っているピンの太さも以前より太くなって明らかにメンテナンス性と耐久性が向上したことが見て取れます。
ブレスレットの進化は非常に重要でして、長い年月使えば使うほど隠し切れないダメージを蓄積する部分ですので時計の精度以外に分かりやすく時計の真価を測れる部分だと思っております。
特にヴィンテージウォッチになればなるほど分かりやすくブレスレットはヨレて参りますので、今すぐというよりは10年、20年後のガシガシ使われた個体を見て初めて振り返って評価がされる部分です。
ロレックスやオーデマピゲなどブレスレットの時計が今も綺麗に残っているのを見るとやはり耐久性の高いブレスレットを作っているなぁと思うものです。
さらに言えばネジの太さ、ネジ山の耐久性などで言えば2~30年前はロレックス1強と言って差し支えないと思います。
2010年を超えてからさらに各社のブレスレットは進化。パテック社はネジからピン式にコマ調整を変更したり、オメガ社は今回の様に両ネジ、ピン封入型にしております。グランドセイコーなんかも今はこの方式ですかね。メーカー側にメリットが大きいのでしょうね。
そして今のブレスレットの結合方式で言えばオーデマピゲのネジ頭分離式の2分割ネジによる方式。これは本当に素晴らしいです。長い年月本当につかってもネジ式の宿命であるネジ折れも起きないでしょうし、ネジ頭がおおきくしてありトルクをかけてネジが回せるようになっている事、ネジ山がつぶれてもその部分だけ交換すればいいこと。
多分今のオーデマピゲはかなり長い年月を使う事を見据えて作っております。
ステンレススポーツウォッチは増えましたがこういう部分で差がついてます。
脱線しましたが、もちろんロイヤルオークとオメガでは商品の値段が違います。
限られた価格の中で、
・メンテナンス性の高いコマ連結方式
・バックルの根元で微調整可能なブレスレット
・バックルも剛性高く、ボタンの操作時も非常に安心感のある噛み合い
こういった見えない部分を進化させているスピードマスターは素晴らしいです。
きっと10年経ってもピンピンのブレスレットを保つことでしょう。
いつもお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後にいきなりご近所さんがスピードマスターを買いに駆け込んできましたショットで締めでございます。
パネライ ルミノールマリーナ オートマティック PAM00104 2007年I番 1オーナーノンポリ中古美品 ご成約。
どうも。
先日はパネライ ルミノールマリーナ オートマティック PAM00104 がご成約。
今回は当店常連のお客様でございます。
この当店のPAM00104でお客様はPAM00104を4回目のご購入との事でございます。
同じ時計を身銭を切られて4回買われるという事はもうその時計に関しては私よりも遥かに詳しいほどお調べになられていると思います。
PAM00104といえば自動巻きデイトタイプとしてパネライの屋台骨を長年支えた名モデルであります。
一時期はサブマリーナデイトかPAM00104かと悩まれる方がいらっしゃるほどステンレススポーツウォッチとしての栄華を極めた1本であり、2002年の発売以来のロングセラーモデルでありいつまでも続くと思いきや2017年に廃盤となったまさにアイコンモデルでございました。
ファーストパネライとして選ばれる方も多くパネライファンの間で「104番」と言えば自動巻きデイトモデルを指す共通言語の様な時計でございました。今でも昔ながらのパネライファンの方は104番、111番、90番、88番などは暗記した型番として覚えている方も多いと思います。
綺麗なPAM00104の買取が来ると特殊なモデルでは無いのですが、王道ど真ん中モデルとして個人的にも気合が入るモデルでございます。
今回お買い上げのお客様も普遍的なモデルであるからこそコンディションにはこだわりたいとの事でノンポリッシュの今回の個体をお買い上げして頂いたと同時に「今回の個体よりも綺麗なデットストックがあったら教えて欲しい」とのご依頼を頂きまして、共に時計修羅を志すものとして美しいパネライを探していく所存にございます。
色々な寄り道をして最後は王道モデルに戻っていくロレックスもパテックもパネライも基本に始まり基本に終わる。
無駄なものが削げ落ちていくのでございましょう。
いつもお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に年代が経っても光り輝くルミノールショットで締めでございます。
ロレックス デイトジャスト ターノグラフ WG×SS 116264 黒文字盤 Z番 2012年国内正規中古美品 ご成約。
どうも。
先日はロレックス デイトジャスト ターノグラフ WG×SS 116264 黒文字盤がご成約。
今回は当店常連のお客様でございます。
ターノグラフが廃盤になってもう10年も経つのですね。
早いものです。
おそらく最初にルーレット刻印が入った機種と言えばこのターノグラフとデイトナのWGだったと記憶しております。
当時のロレックスの偽物対策にかなり力を入れており、2000年には風防にレーザー透かしが入り、2004年にはルーレット刻印が先がけてターノグラフやデイトナのWGに導入されました。
今ではスタンダードな事でしたが当時は文字盤の淵に数字が書いてある!と盛り上がったものです。
その後モデルによって差はありますが2005年頃にギャランティが紙からカードタイプになり、今のロレックスの原型とほぼ同じ仕様になった訳でございます。
そう思うと今でも2005年代のロレックスは新しく感じてしまいますが、もう18年も経つのですね。
と、いう事で今回の個体は10年以上経ちますが素晴らしいベゼルコンディションでございまして年代が経とうともロレックスのベゼルの輝きは変わらないという事を教えてくれました。
やはりフルーテッドベゼルは光に反射されるとビカビカに光るのがかっこいいですね。
いつもお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後にターノグラフのベゼルの反射の美しい納品ショットで締めでございます。
パネライ ルミノールマリーナ42 SSブレスレット 超高年式生産終了品 PAM00722 2023年7月 極上保管コンディション品 ご成約。
どうも。
先日はパネライ ルミノールマリーナ42 SSブレスレット 超高年式生産終了品 PAM00722がご成約。
今回は当店常連のお客様でございます。
今回のお客様はPAM00722を以前お持ちで今回で2回目のご購入となります。
パネライ好きの方には意外と2度買いは「あるある」なんじゃないでしょうか。
時計好きの方達には色々な嗜好性をお持ちの方がいらっしゃいます。
薄型軽量時計が好きな方、大きな無垢の時計が好きな方。
3針ノンデイト派の方、2カウンタークロノ派閥の方。
青い時計専門の方、などなど皆様それぞれにポリシーを持って時計を集めている方がいらっしゃいます。
そして今回のお客様は「限りなく使用感の無い時計」に惹かれるお客様でございます。
勿論新品で時計を購入されるのもお好きなのですが、廃盤になってしまい手に入らないものに関してはデットストックやノンポリッシュ極美品のモノが非常にグッと来るご様子です。
かく言う私も「昔のモノが綺麗に残っている」と非常に刺さる性格でございましって、薄型軽量3針モデル至上主義かつ現行品もアンティークも綺麗な個体に心奪われる嗜好性でございます。
私はクロノグラフの属性はほとんど無く、デイトナとスピードマスター以外はクロノグラフは数えるほどしか着けた事が無いんじゃないかと思います。
さて話を戻しましてパネライという時計は2~3年で一区切り廃盤になってします型番がほとんどでしてみた時に購入しないといつの間にか廃盤になり新品を買うことが出来ないモデルも多いのでございます。
今回のPAM00722も2017年から2020年までの3年間のみの生産となっておりまして、今探そうと思っても無くなってしまっており42mmの黒文字盤のブレスレットモデルという一番ラインアップしてそうなモデルなのに販売していないのでございます。
こうやってあの時買っておけば…というお客様が多いので当店だと廃盤になった綺麗なパネライは積極的に在庫している訳でございます。
是非ともデイリーに使い倒して頂ければ幸いです。
いつもお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後にノンポリッシュはベゼルの輝きが凄まじいですショットで締めでございます。
パネライ ラジオミール42 アッチャイオcal.999/1 PAM00337 M番 2012年 ノンポリ中古極美品 ご成約。
どうも。
先日はパネライ ラジオミール42 アッチャイオcal.999/1 PAM00337がご成約。
今回は当店常連のお客様でございます。
ラジオミールの通常生産品の中でも見かけないモデルがこちらのPAM00337でございまして、正面からの画像だけでは分かりにくいのですが手巻き薄型ムーブメントを搭載した非常に薄い形状のラジオミールになっております。
当店でも入荷するたびにすぐにご購入頂く事が多い未だに探されている方のいる、そんなモデルでございます。
私が調べたところですと2010年より2012年まで各年数百本づつの生産数だと思いますので合計1500~2000本ほどでしょうか。
M番とO番しか実物を見たことが無いので、その知識違うよ、他の年代もあるよという方は是非見せてください。
個人的に初期納品に何らかの問題があって2011年N番をすっ飛ばして2010年M番と2012年O番だけ生産してる?と勘ぐっております。
と言った具合にとにかく数が少ない事、薄型であること、かつベースムーブメントにピアジェムーブメントを使っていることなど今になってみれば面白い要素満載の1本でございました。
しかもラジオミールながらサンドイッチ文字盤を採用しておりますのでその点も非常にウケるのだろうなと思います。
振り返れば名モデルが多いのがパネライでございます。
今回のお客様も一目見て即決して頂きました。
ドレスウオッチとしてのラジオミール運用をされるとの事で楽しんで頂ければと思います。
いつもお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後にこんな清楚なパネライあります?というぐらいドレスウォッチなラジオミールショットで締めでございます。
ロレックス サブマリーナノンデイト 14060M G番 最終年代無記名ギャランティ 2012年 中古極上品 ご成約。
どうも。
先日はロレックス サブマリーナノンデイト 14060M G番 最終年代無記名ギャランティがご成約。
今回は当店常連のお客様でございます。
14060Mとは低コストに始まり高コストに終わった型番でございます。
ロレックスと言えば昔はケースが違い、フラッシュフィットが違い、ブレスレットが違い、ベゼルが違い。
それぞれに型番やナンバーがありそれを覚えるなんて作業を昔ながらのロレックス買取店のスタッフの方なんかはしてたのではないでしょうか。
特にフラッシュフィットというブレスレットとケース本体を繋ぐ部品は今ではブレスレットに一体化する部品として無くなってしまった文化でございます。
14060Mは生産される最後のフラッシュフィットを搭載したロレックスでございます。
ブレスレットのエクステンション部分も最後までシードゥエラーやサブマリーナデイトとの差別化の意味合いがあるのか旧タイプの板タイプが採用されております。
色々な型番のお下がりのパーツを使用していたはずが2012年となってはほぼ全てが14060Mへの専用パーツとなってしまいました。
実は文字盤の造りにも違いが有り、サブマリーナデイトと日付の有無や書体以外で大きな違いがありまして当店に通うサブマニア様は全員ご存じかと思いますがロレックスのこだわりを最後まで残していた機種になります。
私の個人的な感想だと本当の最後の5桁スポーツはこの14060Mなのでございます。
ペラペラなバックルやアルミベゼルは2013年以降姿を消しより頑強な戦車の様なスポーツモデルとなりました。
性能だけでは語れない華奢な5桁スポーツだからこその軽快な使い心地もたまに愛おしくなるものです。
いつもお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に実は最後まで悩んでましたがこのサブマリーナに決めましたショットで締めでございます。
ROLEX オイスターパーペチュアル34mm 114200 銀文字盤 2019年7月 ノンポリ極上中古品 ご成約。
どうも。
先日はROLEX オイスターパーペチュアル34mm 114200 銀文字盤がご成約。
今回は当店初購入のお客様でございます。
今回は旦那様から奥様へのプレゼントとしてのご購入でございまして色々なサイズの時計を検討して頂いたとのことで最終的に当店のオイスターパーペチュアル34になったとの事でございます。
ご自身の時計を増やしたい気持ちがある中でグッとこらえて奥様へのプレゼントを優先なさったとの事でした。
プレゼント自体もそうですがこういった気持ちが嬉しいものです。
そしてロレックスのオイスターパーペチュアルですが、3針自動巻きモデルとしてはまさに戦車と呼べるほどに頑丈な1本でございます。
代々ロレックスの3針時計は定期オーバーホール以外の故障の持ち込みが少なく、数としてはおそらく最多と呼んでいいほど販売されていると思いますがその販売数に対する修理の持ち込み数は明らかに少ないと言っていいと思います。
やはり日付が絡みますと不慣れな方が誤操作した場合に日付がしっかり変わらなくなったりと故障の要因が増えますのであまり自動巻き時計に馴染みの無い方にプレゼントするなら日付無し3針モデルが良いかもしれませんね。
特に土日しか着けないなんてケースでは毎回日付合わせをすることになりますからますますノンデイトモデルが推奨される訳でございます。
という事でナイスプレゼントチョイスだと勝手に思っております。
気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後にこれから持ち帰りますよ~ショットで締めでございます。
ジャガールクルト マスターウルトラスリム ムーン Q1368430 ステンレス39mm 2022年2月 ノンポリ中古極美品 ご成約。
どうも。
先日はジャガールクルト マスターウルトラスリム ムーン Q1368430がご成約。
今回は当店初購入のお客様でございます。
「色々見たんですがこのデザインが一番かっこいいと思いました。」
ここ最近当店では非常にお若いお客様が多く、腕時計業界にもどんどん2000年付近生まれの新世代のお客様が増えているなぁと感じます。
純粋なデザインのカッコよさで選べるのは最初に手にする時計だけなんじゃないかと思います。
1本目の機械式時計を着け始めると、メンテナンスや日々の使い心地、それこそ夏はブレスレットやラバーバンドがいいなぁ、なんていう経験則や知識が増える事でより自分にフィットした時計を2本目に選ぶようになります。
それこそ純粋なデザインの良さだけで選べるなんて1本目の特権なんじゃないかと思います。
しかし驚くのが20代のお客様がこのジャガールクルトのマスターウルトラスリムムーンを最もかっこいい1本目に選べるなんて…
なんともいぶし銀と言いますが玄人感と言いますか、自分ならアンパイでオメガやロレックスを選んでいると思うのでございます。
むしろ色々経験してそれこそ年齢を重ねて初めてジャガールクルトの良さに気付く、なんていうのがパターンだと思うのでございます。
1本目の初めての時計からジャガールクルトのマスターウルトラスリムムーンが至高だと思うなんて末恐ろしい時計愛好家と出会ってしまったのではないかと思うのであります。
そもそも聞けば時計に興味を持ったきっかけはお兄様がランゲの時計を着けているとのことで、その時計を見て時計に興味を持ち始めたのだとか。
ちょっと家庭内に趣味の良い時計が集まりすぎている感じがありますね。
二人顔を合わせればランゲとジャガールクルト。なんだか想像すると嬉しくなります。
とは言え時計選びはジュースの様に買って飲んで試す訳にはいかない値段帯ですのでほとんどの方がSNSや雑誌、ホームページなんかで情報収集する事が多いのだと思います。ですから姿形は分かっていても一番インパクトがある部分が伝わっていない事が多いです。
ですからジャガールクルトのマスターウルトラスリムシリーズを手に取った時のお客様の反応が皆様一緒なのが面白いところで。
「なんだこれ、めちゃくちゃ軽い」
これが大体の方の入りだと思うのでございます。
ジャガールクルトは独特のデザインと現在数千種類以上を作るマニファクチュールという事は言わずもがな、重量は67g。
リシャールミルの超薄型軽量のRM67-01のチタンでさえ61g。
実はほとんど変わらない水準の重さなのでございます。
薄さも軽さも、そして精度もデザインも。
そんな完璧超人のような時計を選んだお客様の2本目の時計が気になる今日この頃です。
気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に腕元の風格はもう重役さんですねショットで締めでございます