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パテック・フィリップ カラトラバ 5120J 2016年4月 高年式ノンポリ中古極美品 ご成約。

どうも。



先日はパテック・フィリップ カラトラバ 5120J 2016年4月がご成約。



今回は当店初購入のお客様でございます。


「似ている様で似ていない」


パテックのカラトラバという時計には毎度驚かされます。


余計な事をせず1つ1つの造り込みをするという事はどんなに難しい事でしょうか。


時計の文字盤って色々な事を書いたり、デザインしたくなるんだと思います。


毎日、毎日時計フリークの方と話すものですから人それぞれ色々なアレルギーを抱えていることに驚きます。


例えばで申しますと、「AUTOMATIC」表記があると購入意欲が萎える方、


日付の表示が斜めになっていると購入意欲が無くなる方、


そもそも日付があると時計の購入意欲がなくなる方、


アラビア数字が入っていると時計の購入意欲がなくなる方、


人それぞれ腕時計に対するタブーポイントを持っております。

したがって実は欲しい時計はあるのに〇〇が嫌なんだよなぁ、って方は多いのだと思います。


時計メーカーさんもこういう部分のアンケートを取ってみると面白いと思うんですよね。

どんな形が多数派なんでしょうね、私はデイト無し3針モデルが優勝しそうな個人予想ですが。


さて話は戻ってこの5120Jの文字盤、PATEK PHILIPPE GENEVEとSWISSとローマ数字以外何も書いていないんです。

でもずっと見ていられるのでございます。


誤魔化せないデザインである分本来主役では無い余白の白い部分の美しさが際立ちます。

本当にカラトラバという時計の余白の部分は美しい。初期出荷状態でほこりやチリが入っている事は私は見たことがないです。

勿論そういう初期不良を経験なさった方もいらっしゃるでしょうが、相当しっかり検品していると思います。

シンプルな2針時計。どこにでもありそうなそんな感じを覚えますが、似ている様で似ていない突き詰められた美への追及を感じます。


だからこそ手に着けた時はパッと見の印象が違います。


気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。

最後に百聞は一見に如かずとはこの事ですねショットで締めでございます。