どうも。
先日はロレックス ヨットマスター ロレジウム シルバー文字盤 116622がご成約。
今回は常連様のご紹介のお客様のご購入でございます。
ヨットマスターロレジウム。
店主も長期に渡り愛用している思い入れのあるロレックスであります。
1998年にプラチナベゼルにプラチナ文字盤の元祖ロレジウムヨットマスターシリーズがスタートして2016年にこのプラチナ文字盤は廃盤となりました。
ステンレスに敢えて同色のプラチナベゼルを載せるという奥ゆかしさ。
ベゼルのサンドブラスト仕上げ、ブレスレット中央とケースの鏡面仕上げ、ブレスサイドのサテン仕上げによる3種類の金属研磨方法によりデザインされておりますヨットマスターはまさに水墨画でございます。
同じ色を使いながらもその濃淡にて表情を描いているのであります。
そして秒針にのみ使われる強烈なアクセントである「赤針」。
その当時のデザイナーも良く針を赤にしたものです。時計の印象を大きく変える要素ですからかなり前衛的な選択だったのではないかと思います。
どこまで行っても店主にとってのヨットマスターといえばこのシルバー文字盤でございました。
今回のお客様もこの文字盤の色に思い入れのあるとの事でございました。
名作とは無くなってから評価される事が多いですが、ヨットマスターのシルバー文字盤もそんなデザインの1つになるような気がしてなりません。
今回の1本は文字盤のカラーや素材まで記載されている国の保証書でございます。細かい事でございますが探していた方からするとそういった要素も決断の後押しになるのだと思います。
文句なしのシルバー文字盤の最終品番のお買い上げでございました。
お買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に珍しいプラチナム記載の保証書ショットで締めでございます。