どうも。
先日はロレックス サブマリーナコンビ 青文字盤 16613 T品番 オールトリチウム裏蓋シール残りがご成約。
今回は当店常連のお客様でございます。
「青サブを売却して青サブを買う」
超極上状態の青サブ16613をお持ちのお客様ですが今回は当店にてトリチウムダイアルの青サブ16613の極上品にお買い換えでございます。
手持ちのロレックスをより良い個体へとグレードアップさせていく。
もはやこだわりの極みの世界でございます。
ヴィンテージTシャツもアクセサリーもロレックスも常に最高の状態で納得のいくものを集めていらっしゃるお客様。
当店でノンポリッシュのデイデイトを買って以来トリチウムハンターとして数々の名モデルの極上品を購入頂いております。
今回の青サブも28年前のものですがシールが残っており抜群のコンディションでございました。
こうやって先人が残してくれたロレックスが若きコレクターに受け継がれていくのであります。
中古の時計業界というのはバブルの残骸に相当頼って生きておりまして、1980~1990年台の強い日本が世界各地で買い集めた膨大な量の腕時計に支えられておりました。
私も若き日には棚の中に数十本の5桁ロレックスが所狭しと並んでおり年代ごとにスポーツを並べて細かい検証などを細かく比較研究できる環境にありました。
ですから下の世代に申し訳無いなと思いますのは海外へとバブルの遺産を切り売りして世界有数の中古時計市場でありレア物の宝庫であった日本市場を弱体化させた世代であるとも自認しております。
もう1990年代のロレックスでさえ良品は買い漁られてしまっており、その搾りカスを回している市場になってしまっております。
実物を見てこその研究なのにもうSNSや書籍でしか貴重な時計を眺められない状況です。
ですから若い世代に極上のトリチウムロレックスが受け継がれていくと、脈々と流れる湧き水の小川を見ているようなそんな気持ちになります。
当店にも若きトリチウムハンターがたくさん通って頂いておりますが出来れば後世に残すべき1本を皆さんに紹介したいと常々思っております。
まずは貴重な1本がしっかりとバトンタッチ出来た事に喜びを覚えております。
いつもお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に輝くベゼルには28年の年月など欠片も感じないショットで締めでございます。