どうも。
先日はジャガールクルト マスターウルトラスリム ムーン Q1368430がご成約。
今回は当店初購入のお客様でございます。
「色々見たんですがこのデザインが一番かっこいいと思いました。」
ここ最近当店では非常にお若いお客様が多く、腕時計業界にもどんどん2000年付近生まれの新世代のお客様が増えているなぁと感じます。
純粋なデザインのカッコよさで選べるのは最初に手にする時計だけなんじゃないかと思います。
1本目の機械式時計を着け始めると、メンテナンスや日々の使い心地、それこそ夏はブレスレットやラバーバンドがいいなぁ、なんていう経験則や知識が増える事でより自分にフィットした時計を2本目に選ぶようになります。
それこそ純粋なデザインの良さだけで選べるなんて1本目の特権なんじゃないかと思います。
しかし驚くのが20代のお客様がこのジャガールクルトのマスターウルトラスリムムーンを最もかっこいい1本目に選べるなんて…
なんともいぶし銀と言いますが玄人感と言いますか、自分ならアンパイでオメガやロレックスを選んでいると思うのでございます。
むしろ色々経験してそれこそ年齢を重ねて初めてジャガールクルトの良さに気付く、なんていうのがパターンだと思うのでございます。
1本目の初めての時計からジャガールクルトのマスターウルトラスリムムーンが至高だと思うなんて末恐ろしい時計愛好家と出会ってしまったのではないかと思うのであります。
そもそも聞けば時計に興味を持ったきっかけはお兄様がランゲの時計を着けているとのことで、その時計を見て時計に興味を持ち始めたのだとか。
ちょっと家庭内に趣味の良い時計が集まりすぎている感じがありますね。
二人顔を合わせればランゲとジャガールクルト。なんだか想像すると嬉しくなります。
とは言え時計選びはジュースの様に買って飲んで試す訳にはいかない値段帯ですのでほとんどの方がSNSや雑誌、ホームページなんかで情報収集する事が多いのだと思います。ですから姿形は分かっていても一番インパクトがある部分が伝わっていない事が多いです。
ですからジャガールクルトのマスターウルトラスリムシリーズを手に取った時のお客様の反応が皆様一緒なのが面白いところで。
「なんだこれ、めちゃくちゃ軽い」
これが大体の方の入りだと思うのでございます。
ジャガールクルトは独特のデザインと現在数千種類以上を作るマニファクチュールという事は言わずもがな、重量は67g。
リシャールミルの超薄型軽量のRM67-01のチタンでさえ61g。
実はほとんど変わらない水準の重さなのでございます。
薄さも軽さも、そして精度もデザインも。
そんな完璧超人のような時計を選んだお客様の2本目の時計が気になる今日この頃です。
気持ち良くお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に腕元の風格はもう重役さんですねショットで締めでございます