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ジャガールクルト マスターリザーブ ド マルシェ 140.240.937B トリチウム文字盤37mmピンクゴールド 1999年国内正規中古美品 ご成約。

どうも。


先日はジャガールクルト マスターリザーブ ド マルシェ 140.240.937B トリチウム文字盤37mmがご成約。


今回は当店常連のお客様でございます。


まず驚いたのが現行39mmのジャガールクルト ウルトラスリムパワーリザーブって300万円もするんですね。

定価が上がっていて思う事はもしかしたら今のメーカーは100人のうち10人を相手する商売だったものを100人のうち5人を相手する商売に切り替えていってるのかもしれないですね。

メーカーも商売ですからまずは自らが存続しない事には時計作りも何も無いですから。

しかし買う側としては当然ながら資金と言うものは有限ですから、気に入った時計を全部買う訳には参りません。


なので「買う理由」というものがハッキリとする時計は選ばれていきますね。


そういう見方で言えばドレスウオッチながら個性の強いリザーブドマルシエやマスタージオグラフィーク、レベルソなどはまさにジャガールクルトらしくも有り唯一性のあるデザインでございます。


これは機械の自作バリエーションが多いジャガールクルトだからこその文字盤デザインの制約の少なさにあるのかなと思います。

丸型ムーブメントはとにかく薄く、少し機能を追加してもケースの厚さ10mm以内に収めて参りますし文字盤の針の配置もベースムーブメントが薄いですし自作してますのでより余白の多い場所に機能を配置できております。


レベルソが分かりやすくて、ほとんどの会社が長方形のケースに丸い汎用の機械を入れる中でレベルソは細長い楕円の機械を入れているので長方形の文字盤の右上にムーンフェイズ、左下にデイトみたいな他の会社が中々真似できないデザインをしたりもしていました。


脱線しましたが、ジャガールクルトの時計はセオリーに縛られない文字盤デザインが出来るという事ですね。つまり手持ちの時計の文字盤デザインとなる可能性が高い。「買う理由」になりうる要素ですね。


納得の厚さ、知的な文字盤が決め手となりお買い上げです。


いつもありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。

最後にパワーリザーブメーターの針の位置実はすごいショットで締めでございます。