どうも。
先日はロレックス GMTマスターII 青赤ベゼル126710BLRO 2020年 ジュビリーブレスレットがご成約。
今回は当店常連のお客様でございます。
もう126710BLROが発売してから5年も経つんですね。
長いようでロレックスにとっては色々な事があった5年間であった様に思います。
今では信じがたい話ですが発売当初は126710BLROも店頭に並んでいて、普通に試着して買ったお客様もいらっしゃいました。
そうなんです。ロレックスマラソンなんてものは無く、わりかしどのモデルも何回かロレックスに行けば買えたものです。
コロナで外出が出来なかったり、フリマアプリで消費者間取引が発達したことで嗜好品の資産カウントが始まったり、SNSによる情報の拡散速度の向上があったり。時計も車も自転車も、金銭的な物差しがどんどん入り込みました。
そしてセカンドフェイズへ。ロレックスという金字塔から他のブランドへユーザーは広がってゆき、ロレックスへ戻ってくる人もいれば、新たに好きなメーカーを見つける方もいる。
初めてロレックスの下がり波を経験する業者や消費者は驚く事でしょう。
ただ正直言えばよくある事と言うか、ロレックスをコレクションするというのは握力を試されるスポーツですのでこれまでも何度もこういった局面がありました。
でも「好きだから持ち続けた」人が手巻きのデイトナやエルプリデイトナ、アンティークや限定ロレックスを今の時代も所有している方ですね。
そんなここ5年のロレックスの変貌期をずっと見つめてきたのが126710BLRO。
発売以来最も乱高下したロレックスの1つでもあります。
無くなってしまったロレックスの青赤GMTマスターが復活すると聞いた時のロレックスファンは歓喜したものです。まさかその先に凄まじい世界が待っていようとは。
でもつまるところロレックスは自分の趣味を再確認して、掘り下げていく趣味でございます。予算と相談しながら出来る範囲で楽しんでいく。
値段の上げ下げの優先順位が下がれば下がるほどロレックスの面白さはより深く広がっていくのであります。
いつもお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願い致します。
最後に色合いだけでメーカーが分かる赤青ベゼルはアイデンティティーショットで締めでございます。
