どうも。
先日はロレックス シードゥエラー 16600 M品番がご成約。
今回は当店常連のお客様でございます。
2008年のロレックス ダイバーズウォッチ事情は今とは少し違う独特な感じでございました。
シードゥエラーは付属品の面でも差別され、ワンランク上の扱いだった様に感じます。
シードゥエラーだけはドライバーが付属したり、エクステンションリンクの予備がついていたことが良い例でしょうか。
サブマリーナとサブマリーナデイトも仕様の面で必ず差が付くようになっていました。
ブレスレットの付け根(フラッシュフィット)が永久に旧型仕様であった14060M、ブレスレットやルーレット刻印を採用しながら順当に進化していた16610、インデックスの大きさで差別化していた16610LVと同じように見えて必ずモデルごとに特有の差別をしておりました。
今のロレックスの無機質なところは付属品の差別も無ければ、仕様もどんどん共通化されていっております。簡単に言うと没個性。
セラミックベゼルなど素晴らしい進化もありつつ、昔ながらのモデルごとの個性は消滅しつつあります。
何故こんな事を書くのかと言われれば16600シードゥエラーが廃盤になるあたりがロレックス5桁終了の境目な気がするからです。
最後までルーレット刻印の入らなかったシードゥエラー。
気が付けばもう14年も経ちました。その間も綺麗に保管され、ブレスレットすらいまだに硬いのが今回の個体でございました。
安心のオーナー様の下へ旅立ちましたのでまた大事にされてゆくことでしょう。
いつもお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に年代を感じないピカピカなシードゥエラーショットで締めでございます。