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パネライ ルミノールサブマーシブル44 オールトリチウムF番 PAM00024 2004年6月 国内正規中古極上美品 ご成約

どうも。



先日はパネライ ルミノールサブマーシブル44 オールトリチウムF番 PAM00024がご成約。



今回は当店常連のお客様でございます。



2024年からパネライの道に突入されたお客様は今までは40mmのモデルを中心に購入されておりましたが今回は初の44mmケースに挑戦です。


44mmというワードで自分の腕には大きすぎると判断される方も多いですが、パネライはもうコスプレみたいなもので44mmや47mmの大きさを楽しむものだと思っております。


私自身は44mmのルミノールがちょうどよいサイズ感に感じているので着けていますが普段は40mm以下の時計サイズのラインナップがほとんどです。


パネライだけ別枠と言いますか、大きくても良い?といいますかサイズのルーツの違いと言いますか。


デカ厚ブームというのは時計メーカー側にも非常にメリットがありまして、ケースが大きいと内部のムーブメントへの制約が少なくなりますから「大きく分厚い機械」を搭載することが出来ます。

当然薄く小さく作る方が同じ強度のモノを作る場合にはコストがかかりますから、ケースが大きければパーツの大きさへの制約が緩くなります、それと同時に多機能のムーブメントを制作する場合にも空間が大きく取れますのでケース径が大きく厚い方がクロノグラフモジュールを積んだ2階建てムーブメントやETA7750系などの大きな機械の搭載も容易です。


そのためある程度どのメーカーもデカ厚ブームに乗った方が高機能の時計をローコストに作れるので大きなケース径の時計が一時期増えたというのが簡単に言う流れです。


しかしながらパネライは元々のオリジナルの47mmからケース径を大きくしたことは無く、基本的にはサイズダウンしていっております。(60mmとか例外が数個あります)

深さ30mの海底の暗闇でも見える様に元々先ほど述べた理由とは別の方向性で見やすくするために大きかったですし、自社でムーブメントを作るノウハウが無く外注のしたムーブメントによる制約で大きかったというのも一因です。

ですからデカ厚ブームとは言いますが基本的にはパネライのスタンスとしては小型化されているのでございます。

44mmも1993年のイタリアでの市販開始に伴ってメインとなったサイズでありパネライ的にはオリジナルケースの小型バージョンなのでございます。


ですので着けやすく小型化された44mmですから遠慮せず着けてみましょうという事です。(無理やり)


今回のお客様も日常使いに愛用されているとの事ですので着ければ都ですね。



いつもお買い上げありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。


最後に初44mmお買い上げショットで締めでございます。