どうも。
先日は希少品 セイコー グランドセイコー50周年記念モデル 37mm 金獅子青文字盤 SBGR075がご成約。
今回は当店初購入のお客様でございます。
実はこちらのグランドセイコーは以前当店で販売した非常に貴重なシリアルナンバーのお品物なのですが、今回のお客様はその売り切れの履歴を見つけてから毎日当店のHPを見て頂いていたとの事で2年間越しに購入して頂けたというまさに粘り勝ちともいうべき取引でございました。
以前にも書きましたが私はこのSBGR075は通常市販された限定のグランドセイコーの中ではナンバー1の力作だと思っております。
・特注の専用50周年ボックス(時計が3本収納できる特注品)
・文字盤に金の獅子プレート、背面のローターも金のメダリオン入り
・筆記体で50周年という特別表記が文字盤に入る
・青文字盤が時には黒にも見える何ともいえない深海の様な色合い
ただチョコチョコっと文字書いたから+50万円みたいななんちゃって限定では無くこれだけお金のかかった商品を当時472,500円定価で販売しておりました。
まさに50周年おめでとう!ユーザーさん買ってください。と言わんばかりの定価ですよ。
本当に愛される限定とは売価に対していつもよりコストをかけたり、記念モデルとしての思い入れのある付属品でスペシャル感を演出したり、
「本当に考えて作りました!どうです???」
と言わんばかりの気合の入った限定モデルだと思うんです。
どうして限定モデル乱発したり、人気のデザインを擦っちゃうんでしょうね。
と言うかこの擦らないという事で言えばもうパテックフィリップとギリギリでロレックス以外は出来てないと思います。
最近の限定モデルを見ていると何故今までのアパレルや腕時計メーカーの数多の屍を見れないのかな?と思っちゃいます。
高くてもいいから僕はちゃんと1発1発気合をいれた限定モデルが見たいです。
このSBGR075みたいな。
そういう意味ではお手本となるような限定モデルであったと思います。
そして今回のお客様の熱意は凄まじかったです。
あぁこの人に持ってもらおう、と素直にそう思いました。
購入後も
「この個体を手に入れられて今も夢を見てるみたいです。」
と、毎日知り合いでもない当店のページで再販される事を願って見てくれていたと思いますし、必然としてこういう熱意ある方の下へ希少な1本は導かれる様に集まるのだなと思います。
大丈夫です。僕もそれがナンバー1グランドセイコーだと思います。
気持ち良くお買い上げありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後にまさか棚に並べて2時間後に僕のモノでは無くなってしまいましたショットで締めでございます。
