どうも。
先日はロレックス デイトナ 116500LN 白文字盤がご成約。
今回は当店常連のお客様でございます。
気が付けば116500LNも定価が175万円を超えているんですね。
そして思うのが、ロレックスもうまい事調整をしているなぁという感想です。
特定のモデルが売れる状況からロレックスは全てのモデルが売れる状況へと変化して参りました。
モデル別の生産比率はどんな風に変化しているのか、そんな興味を抱いてしまいます。
2000年以前のデイトナは他社からのムーブメント調達を行っておりましたからある程度の限界本数と言うものが見えておりました。それこそ年生産が5万本ほどが限界生産のメーカーからムーブメントを購入しておりましたら、どうやってもそれ以上にはならない訳でありまして。
ただ今は自社生産ムーブメントですから生産調整は可能な訳です。100~120万本生産のうちの一体どのぐらいがステンレスのデイトナなんでしょうね。
言うなれば本気を出せば30万本くらいデイトナを作ることも出来るはずです。
でもそれはしていない様に思えます。
長く生き続けるメーカーはその価値を長く続けるための戦略をとっております。
去年の年末に感じた事はあるメーカーを見て1つのモデルに全てを集中するとそのモデルが販売不振に陥った時にどうにもならないのだなぁ、と思いました。
その逆で選択肢がありすぎて人気モデルを生み出せていないメーカーもある様に思います。
定番と変化、そして程よいラインナップ数。
このあたりがロレックスが絶妙に上手なところだと思います。
そう考えると案外デイトナの生産量もあまり変わっていないのでは?と思います。
ロレックスは今も明日よりも10年後を見据えている気がしてなりません。
という事で相場が落ち着いている時こそ本当に欲しいモノを買う。
セオリーにのっとって玄人らしいチョイスでございました。
いつもお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後にデイトナは10年後もデイトナなんでしょうねショットで締めでございます。