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ロレックス オイスターパーペチュアル36 126000 イエロー文字盤 2022年7月 未使用保管品 ご成約

どうも。


先日はロレックス オイスターパーペチュアル36 126000 イエロー文字盤 がご成約。


今回は当店初購入のお客様でございます。


126000のカラーダイアルシリーズが発売するまでロレックスのラインナップの中でオイスターパーペチュアルラインはどうしてもデイトジャストやスポーツモデルに隠れるような立ち位置であったと思います。


ところが2020年に今回のイエローやターコイズ、キャンディピンクなどのカラフルなダイアルをオイスターパーペチュアルのみに採用すると好きな色を買うロレックスファンが急増して一気にオイスターパーペチュアルはメインステージに躍り出たのでありました。


本当にロレックスが恐ろしいと思うのはそれまで避けていた「ポップカラー」の市場にも刺客を送り込み、ブレスレット一体型ケース市場にはランドドゥエラーを送り込み、ドレスウォッチ市場には1908を送り込み、どのメーカーのフラッグシップモデルにもライバルをぶつけているところです。


他社は必然的にどの分野に特化してもロレックスの比較対象になってしまう訳です。



1つのメーカーがすべての市場に顔を出すうえ、唯一手薄であった安価な市場にはTUDORが網を張っております。他社からしたら目の上のたんこぶ極まりないでしょう。


ですから唯一無二な形状のパネライ ルミノールであったり、ラグジュアリースポーツ特価のロイヤルオーク、ドレスウォッチの金字塔カラトラバやランゲ1、ブレゲクラシックなどときっちりとしたキャラが確立していないメーカーは常にロレックスというベンチマークと比較され同様の価格帯のモノを出せば常に市場競争しなければなりません。


ロレックスは時計に存在している細かいカテゴリーを正確に把握しそれぞれに自社モデルを擁立している状態ですね。


そしてアンチロレックスの方も多いと思いますが、客観的にメンテナンス性能の高さと強靭性はロレックスを超える時計メーカーは無いと思いますので実用時計としての耐久性能ではアドバンテージをロレックスに常に許した状態で市場競争しなければなりません。


ロレックスを好きか嫌いかは別として時計メーカーとしてのえげつない販売戦略は今も失われていないことに驚くのであります。


つまり時計好きである以上避けて通れない様にロレックスが配置されているということです。意図して避け続けない限り必ず時計趣味においてロレックスに当たってしまうように現在のロレックスのラインナップは構成されております。


その盤石な土壌をさらに固めたのが今回販売の126000カラーダイアルだと思うのであります。


ファンシーでユニークなカラーリングなのに史上最も堅牢なメーカーの3針時計なのですから。


今回は当店常連のお客様のご紹介により当店でお買い上げ頂きました。

普段はあまり時計には興味が無いとの事でございましたが、この黄色いモデルにだけは食指が反応したとの事でまさにメーカーの思惑とユーザーの欲しているものが一致しており、あっぱれロレックスと言わざるを得ないのでありました。


気持ちよくお買い上げありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

最後に即決のイエローダイアルのボックスショットで締めでございます。