どうも。
先日はパネライ ルミノールマリーナ1950 47mm 背面パワーリザーブ PAM00422がご成約。
今回は当店初購入のお客様でございます。
最近パネライの接客をしていて本当に多いのがPAM00372とPAM00422をお探しのお客様です。
パネライの現行品の47mmのステンレスルミノールの定価が非常に高い事から同じcal.3000ムーブメントを積んでいるならと旧モデルのPAM00372とPAM00422をお探しの方が多いです。
PAM0422もホームページには掲載されているものの事実上店頭には在庫がもうほとんど無い状態なので中古で買う方が手っ取り早いとの判断なのでしょう。
定価も1,705,000円ともはやステンレスのルミノールとは思えない値段というのもあると思います。
しかしながらパネライというメーカーの歴史を紐解いていくとどうしても47mmの当時のオリジナルサイズを所有してみたい、もしくは47mmを着け始めるとそのサイズしか着けられないという方がいらっしゃいます。
私も不思議なんですがパネライ以外のメーカーなら絶対に47mm径のサイズは着けようと思わないのですがパネライだけは別なのです。
44mmのケース径でさえパネライ以外のメーカーだと私は検討候補には入りません。
不思議ですよね、パネライは腕時計というよりパネライというコスプレだと思っているので許せてしまうのです。
ケースの大きさを見て「当時の電気の無い頃はこのぐらい大きくないと夜見えなかったんだろうなぁ」と思いを馳せながら。
腕周りに対してのパネライのケース大きさのバランスが悪いという方もいらっしゃいますが、逆なんですよね。普通のサイズのダイバーズだったらもうロレックスのサブマリーナがある程度の最適解となってしまう中で、大きいヘンテコな形のケースを着けるのが喜びなんですよ。
時計に慣れていくと第三者視点で見た時の自分に似合っているか、キャラに合っているか?みたいな冷静な視点が出てきます。そうすると無難な時計デザインのコレクションに収束していきがちです。
その中で思いっきりサイズとか形状のセオリーの外にあって、でも防水性も高く故障も少なく長年使えて一過性のファッションウォッチとは違い長い相棒として捉えられる。
今回ご購入のお客様も新型から旧モデルまで様々なパネライをお持ちで数か月前の時点で今年購入したパネライは5本目との事でパネライの魅力にずっぽりとハマられている様子です。
奥様の逆鱗に触れないように今後とも突き進んで欲しいと願っております。
気持ちよくお買い上げありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後にパネライコレクターの先輩へ敬礼しながらのボックスショットで締めでございます。
